のりりん鹿児島

基本的に自転車トレーニングと覚え書きです(^-^;

人生最後のニセコクラシック150kmれぽ

■2023ニセコクラシック150kmれぽ

150kmは49歳までしか順位がつかない(50歳以上でもエントリーできるがオープン参加になる)ということで、今年が最後のニセコクラシック150kmとなりました。

nisekoclassic.com

昨年はTTで優勝したものの、おじいちゃんの全力走の疲労が一晩で回復するはずもなく、スタート直後からすでに脚が攣っており、アクチュアルスタート後の登りで先頭に辿り着くことができず、そのままなし崩しに福田さんがコントロールする集団で三段坂まで走り、三段坂の一段目でドロップして終了という寂しいレース内容でした。
今年は最後ということもあり、150kmで上の順位を狙いつつ、8月にイギリスで開催される世界選手権の出場権を取りたいと考え、TTは捨ててロードレースのみに絞りました。

■パレードスタートで集団落車

今年は絶対に序盤のスロースタートで落ちたくないので、宅配便でローラーを送っておき、アサイチでいつものアップを30分程度行いましたが、普段よりパワーが維持できず、調子は今ひとつの感がありました。
その後スタート会場に移動し、バイクを並べると前から3番目ぐらいとそこそこ前方の位置、ここでチームメイトのやっさんとお会いできました。
45-49カテゴリーは最後のスタートとなりますので、アクチュアルスタート直後に一気に前に前に上がっていかないと先頭集団にジョインできないこともあり、序盤をいかに処理するかでレースが始まるのか、それとも終わるか…の二択になります。
パレードスタート後、各カテゴリーをジョイントさせるためにペースカーがペースをつくる恒例のパターンです。
しかし去年はそれほどでもなかったのですが、今年はペースカーのペースが今ひとつなのか、集団がゼロkm/hまで止まったり動いたり止まったりと、加減速が大きく、この状況はとっても嫌な予感が…と思っていたら、予感通り前方右側で集団落車ヽ(´~`; ォィォィ
はあ…起こるべくして起こったなあ…と思いつつ、こんな序盤で巻き込まれた方の無念を思うと目もあてられない(´;ω;`)
日本ではあんな大規模で密集した集団が公道を走るようなレースやイベントはそうそうないので、いちがいに責めることもできないかとは思いますが…落車は起こらないにこしたことはないですね。

■アクチュアルスタート後

ブレーキ!と、何度叫んだかわかりませんが、なんとか広い登りに出て、アクチュアルスタートが切られたのですが、ここを登り切る前に先頭集団に上がらないとマジでレースが終わります。
いつもはゆるゆりな坂なら軽々と登るエアロードが、今日はとても反応が悪いように感じ、これはもうコンディションは通常より悪いと認識した上で走りを組み立てなければー…と思いつつ、ここで人生最後のニセコクラシックを終えるわけにはいかないと、気合いでパワーを絞り出し、なんとか首の皮一枚で先頭集団にジョイン。
しかし集団のペースが明らかにきつく感じ、ついてはいけるものの、いつ切れてもおかしくない状況。
ここで、せめて集団が中切れしない程度の安地までは上がりたいものの、登りでも平坦でも前に上がることができず、ギリギリで集団後方にぶら下がるしか選択肢はありませんでした。

■序盤の登り1段目と2段目

序盤の登りの1段目はなんとか先頭集団のままクリアでき、ここでペースが落ち着いてくれれば…と思いましたが、ペースは落ちることなく、心拍はLTギリギリ。
L4パワーのペースを保つことができる170bpmを下回ることはありません。
ここは耐える…耐える…ライスシャワーがついてく…ついてく…って消極的な走りをしてるように見えるけど、ついてくだけでもスゲえよなと訳の分からないことを考えて気を紛らわしつつペースが緩むのを待ちますが、きっと先頭集団にとってはこれがペース走なんですよねえ。
2段目の坂に入り、細かい登りでジャブのように精神力を削られ、ここで脚のない人と先頭集団に残る選手が選別され、集団が2つに割れてしまいました。
こうなったらなんとか第2集団で首の皮を繋げるしか…と思った矢先に第2からもドロップしてしまい、単独走か…と思ったら、ほどなくして後ろから登りの速い20人ぐらいのグルペットが上がってきてジョイン。
そこそこ有名どころのジャージも入っており、脚も揃っていたので、単独走よりは前の集団に追いつく可能性があると考え、この集団で走ることに。

■3段目のパノラマライン

85kmコースには設定されていない、ニセコパノラマラインの長い登りが始まり、勾配は富士ヒルの勾配のきつい区間が続くぐらいのレベルなので、普段の状態を考慮するとそんなにキツくないはずなのに、今年はコンディション不調のためか、パノラマラインの登りですらキツく、ちょっと気を抜いたらドロップしそう。
そして富士ヒルに引き続き、集団がいろいろな意味でカオス。
無闇に謎アタックをする人や、先頭に出ると130%ぐらいのパワーで引きはじめる人、もちろんローテーションもうまく回るはずもなく…なく…なく…うーん先頭から落ちた自分が悪いのですよねえ、集団内で走らせてもらっているだけで感謝しなければなのかもですけど…うーん。

■平坦区間往復

その後パノラマラインをガーッと下って、今年の平坦区間は行きが向かい風、帰りが追い風。
向かい風区間は左前からの風だったので、左車線だけで複数のエシュロンを組めばもう少し楽に走ることができる…けど…そんな事普通やらないですもんねえ…(公道でやったら道交法違反です)
あいかわらず上手く回らない1列ローテーションに若干うんざりしつつ、そういえば去年の集団は福田さんとまこっちさんが、苦労しながら最後の三段坂まで指示を出し続けて集団を維持されていましたが、あれはそうとう大変だったんだなぁと思い出しつつ、集団の人数は20人ぐらいいるので、前方8~10人ぐらいで回しつつ向かい風区間をクリアし、橋を渡って追い風区間に入り、やっと休めると思ったところで、ひとりの白ゼッケンの方が先頭で鬼牽きを始め、私は3番手にいたのですが、サイコンをみた感じ常時280-300w付近で、速度は50km/h付近を維持しています。
自分はこのペースだと最後までもたないと思ったので、ドロップして後方集団に戻ろうとしたのですが、よせばいいのに5人ぐらいが謎のブリッジをかける…いやそこ追うとこじゃないでしょ…あのペースをあの時間、単独で維持できるってことは、どう考えてもレベチの人外だってわからないかにゃん…。

同じカテ以外の人は無理に追わないで集団回してペース維持しておいて、この後の三段坂でいくらでも勝負かけるポイントありますし、そこまで脚残しておけばいいのになあー…と思いつつ、集団に残るには追わなければならないので、ここでけっこう脚使いました(;´д`)トホホ…
結局集団は崩壊して、飛び出した白ゼッケンの選手以外はモトサヤに。
パトラッシュ僕もうなんか(;´ρ`)チカレタヨ・・・。

■後半の三段坂1段目(なんとかの坂と最近は名前ついてるみたい)

後半の三段坂の1段目は、だいたい13分ぐらいで登ることができますが(アベ300w越えで…ですが)、平坦区間からの勝負所ということもあって、序盤で一気にペースアップすることがほとんどです。
今年もご多分に漏れず、序盤で登り得意な方が一気にペースを上げていきます。
昨年はここで落ちたので、それに対する心構えはしておいたので、遅れないように反応して可能な限り食らいつきますが、昨年に続いてここで痛恨のドロップ。
なんとか首の皮0.5枚繋がった状態で、集団が見える位置で登り切っったものの、2段目もギリギリ0.1枚繋がってるぐらいの位置でクリア…ぬぬぬ差が微妙に開いていく…。
と思っていたら、3段目ではさすがにもう見えなくなりました。
あーここで終わったか…と思いつつ3段目を登っていると、85kmカテゴリーで脚の終わった方が多数、蛇行しながら走っているので、ある意味怖い…。
前方にまばらに見えるバラバラの人が下を向いて走っている状況を見て、そういえばサイクリング大会の最後あたりってこんな雰囲気だなあ、懐かしいなあと意味不明なことを考えながら、自分のペースで登るものの、心拍も140台とすでにエンデュランスでパワーも200w出ておらず、精神力が事切れていて、もうやる気がない状態でした。

■残り3kmで順位をさらに落とす

そんなこんなでゴンドラ坂の登りに続くメインの道路に入り、このままヘロヘロと走って単独でゴールかなあ…と思っていたら、残り3kmの辺りで謎の外人さんが先頭を牽く7人ぐらいの集団に抜かれ、あらっ?と思っていたら先頭の外人さんをはじめ、3枚ぐらい同カテの青ゼッケンがあり、あーこんなところで3つも順位を落とすのかーと思いながら、集団のケツに乗りますが、最後のゴンドラ坂登りでも集団のペースは落ちることはなく、そのままのツキイチでゴールという、なんとも( ̄~ ̄;) ウーンな展開で終了となりました。
ニセコC150km:151.41km 4時間46分50秒 ↑2551m 31.7/84.8km/h 88/132rpm 150/179bpm 219/802w NP234w IF0.76 3424kJ TSS279 52.5:47.5% 22℃ 晴れときどき曇り
公式リザルト:4時間34分9秒 Top+38分39秒 Av.31.66km/h 45-49カテゴリ37位/出走68人中(55%の位置)

■感想

そんなこんなで、人生最後のニセコクラシック150kmが終了しました。
世界選手権の出場権が19位までということで、出場権も逃しましたので、ニセコグランフォンド世界選手権への道も終了ということになりました。
今年1年間、練習と仕事と勉強の3つだけに絞って、それ以外は何もかもかなぐり捨てて頑張ってみましたが、先頭集団のペースで走ることはできず、その集団に届かないままにニセコクラシック150kmへのチャレンジも今年で終了となりました。
ここまで4年間練習を続けてきて、この程度でしか走ることができなかった、ということは、少しずつ成長はしているものの、成長を老化が上回りつつあるのかなあ…と感じつつあります。
コロナ過で3年間まともにレースに出ることができず、その間のレース経験値と強化するべき点を実際のレースでチェックできなかったことは、大きく影響したとは思いますが、それは皆さん同じ条件なので仕方ないところだと思います。
今回の敗因としては、自分としては最大限努力していたつもりだったけれども、それは努力のうちに入っていなかった、ということだと考えます。
練習メニューをこなすことで満足していただけで、それ以外の部分を、時間がないから、準備が面倒だから時短したいなど、自分勝手な言い訳で、レースに向けて最大限の努力をしていなかったことが、このニセコクラシックの結果であり、それを受け止めたうえで、これからどうしていくかを考えなければならない、と感じました。

■機材メモ

フレーム:CANYON AEROAD CFR 2023 Sサイズ HAGIBOW BIKEWORKSチューン
コンポ:12sアルテグラDi2と一部デュラエースmix
パワメ:計測値が信用ならないFC-R9200-P 52/36 11-30T
チェーン:シマノデュラエース12S
チェーンオイル:Muc-Off Ludicrous AF(そろそろ無くなりそう)
ホイール:デュラエースC50前後 のむラボチューン
タイヤ:コンチネンタルGP5000STR 25C前後 F4.4/R4.6BAR
補給:グリコCCD+パラチノース 750ml 1本+水750ml1本 ニセコボトル500ml水×2本
ヘルメット:カブト AERO R2 S/M白+ARS-3調光バイザー(と老眼鏡)
ジャージ:チャンピオンシステム APEXロードスーツ2-piece Mサイズ
ソックス:フットマックス ヴェローチェ Lサイズ ブラック
グローブ:チャンピオンシステム レースグローブL
シューズ:LAKE CX332 42.5標準幅 (2代目)
機材重量:ボトルとサイコンなしで7.5kgぐらい
当日の人間スペック:体重68-69ぐらい 体脂肪率17-18%ぐらい(アスリートモードだと8-9%ぐらい) CTL73 TSB+13