のりりん鹿児島

基本的に自転車トレーニングと覚え書きです(^-^;

2022南九州クラッシック Aクラス2位 2時間24分30秒れぽ

レースに近い方式の合同練習会ということで、セレクシオン南九州の和田さんが毎年開催されている南九州クラッシックですが、今年も開催されるとのことで、何も予定がかぶっていなかったこともあり、おきなわ前のコンディションチェックを兼ねてAクラスにエントリーしました。

astrophysics.jp

撮影:シマブクロさん
事前にエントリーリストが発表されてみてびっくり、Aクラスはわずか4人で、しかも、デフェンディング(とミスコース)チャンピオンのエイル宮崎のクロキさんをはじめ、最近キレキレで攻撃的なレースをカワグチさんのYoutubeで見せつけているセカンドウインド鹿児島のササキさん、店長選手権にも出場したkoguマツナガ店長と、鹿児島宮崎の人外(トップレベル)の人たちばかりではないですか…こんな中で仔羊の私が千切れずに走ることができたら軌跡だわ…と思いながら、ここでAクラスについていけなければ、おきなわのリザルトも望むべくもないということで、作戦もなにもなく必死でついていこうという考えしかありませんでした(^_^;

撮影:シマブクロさん

南九州クラッシックの最大の難関、スタート直後の農道の登り(いきなりクライマックスで始まるという…)も、いま登りが遅いのでヤバいなーと思いつつ、なんとか千切れることなくクリアでき、笠沙の狭くてテクニカルなコーナーが続く海岸線アップダウンでは、前に合わせた速度調整で精神的に疲労したくなかったので、いちばん前に出て自分のラインで下りをクリア。

その後、産廃登りへのアプローチで少しハムストに攣りを感じるなと思ったので、前乗りやダンシングで四頭筋を織り交ぜて使うものの、やはり長い登りだとクロキさんとササキさんから少し遅れ気味になってしまったのですが、そのあとの下りでうまくリカバリーして、なんとか中間地点の平坦区間に集団内で残ることができ、最後の勝負処の採石場の登りへ。
それにしても、写真を見ると、私はホイール半個分ぐらいクロキさんと車間があいてますが、ササキさんとマツナガ店長は隙間がないぐらいに、キッチリ詰めています。
さすがセカンドウインド黄金期の中心メンバーだったお二人だけあって、こういった部分はシビアに攻めておられるのだなと、勉強になりました、実践していかねば。

ちなみに、全体の8割ぐらいはクロキさんが先頭を牽いてました。
練習会後にお聞きしたら「練習会なので可能な限り牽いた」と仰ってました…あいかわらずの人外を超えたバケモノっぷり(褒め言葉)です(^_^;

最初スタートリストを見たとき、個人的にはどんな場面でもオールラウンドに強い、セカンドウインドのササキさんが最も脅威なのでは…と思っていたのですが、採石場の登りでササキさんが脚攣りで千切れてしまい、前方にいるクロキさんのすぐ後ろを追い続けるものの、さすがに終盤なだけあって疲労で登りの遅さが勢いでカバーできなくなり、なんとかその先の下りと平坦区間リカバリーできないだろうか〜〜〜と甘いことを考えつつ、下りをそこそこ全力ダウンヒルかつヤバいところのみ安全圏で攻めて、平坦区間をガチTTするものの、数百メートル前が開けてもクロキさんの姿がぜんぜん見えない…(;´Д`)

そのままラストの亀ヶ岡ヒルクライムに入ったものの、いつもは最後まできっちりペーシングする私ですが、クロキさんの姿も見えず、後続のマツナガさんも来ていなかったので、そこそこのミドルペースで登っていたところ、頂上まであと1kmぐらいかというところで、後ろからクロキさんが勢いよく追い抜いてきました(^_^;
クロキさんは、だいたい毎年コースを間違うのが皆の知るところになっているのですが、今年も間違って手前の交差点を曲がってしまったそうで…なるほど、どうりで前に見えなかったわけです(ーー;)

私にしては珍しく前を追うことを諦めて走っていただけに、すぐ反応することもできず、どちらにしろ登りのフィジカル勝負ではクロキさんには勝てないという気持ちのほうに強く傾き、そのままペースを維持して2位でゴールでした。

南九州C2022:69.8km 1672m↑ 2時間24分37秒 29/72.5km/h 89/158rpm 251/813w NP266w IF0.89 TSS192 1917kJ 20℃ 50.5:49.5
公式リザルト:2時間24分30秒 2位(4人中) トップ+1分13秒

撮影:和田さん

そんなわけで、今まで何度も何度も参加し続けて、初めてAクラスで最後の勝負処まで絡むことができました。

平凡なアラフィフの運動経験のない人でも、練習を継続して努力し続けることで、人外の方々にも通用するレベルになれますよ!ということが、証明できたのではないかなーと思います(^_^;

昔、クロキさんは雲の上のレベルで、とても敵わないと思っていた選手でしたが、一緒に練習できるレベルになれたんだなあと感慨深いものがありました。

撮影:シマブクロさん
しかしこれぐらいの強度でヘロヘロになっているようでは、果たしておきなわでまともに走ることができるレベルにあるのだろうか…という不安が強くなり、集合写真では浮かない顔をしておりました(´・ω・`)

こんな最高の天候&気候のなか、たくさんの方と一緒に合同練習できたことはとても素晴らしいことで、毎年このような練習会が開催されていることを、嬉しく思います。
あと、普段はほとんど喜んでくれない和田さんに、強くなったことをほめて頂いたことが、嬉しかったです(^_^;

そんなこんなで、初めてまともなリザルトを出すことができた南九州クラッシックですが、私の昔の投稿を見れば、最初の登りで気分が悪くなってDNFするぐらいのレベルでした。

そんな人でもここまでこれますよ、ということで締めくくりたいと思います。

そんなこんなで、昨日スタートリストも公開され、全国の人外レベルのトップホビーレーサーが集結する祭典、ツールドおきなわに向けて、これから2週間コンディションを保っていきたいと思います( ´ ▽ ` )ノ

【使用機材とか補給とかメモ】
フレーム:TIME アルプデュエズ01 リムブレーキ2020ぐらい?最後のフランス生産品 HAGIBOW BIKEWORKSチューン
ホイール:のむさんがギンギンにギリギリ限界までテンションを張ったレーシングゼロカーボンクリンチャー2018か2019あたり?
タイヤ:コンチネンタルGP5000 25c F5.4 R5.6BARだけど、体重が減ってるせいか普段よりギャップで大きく跳ねる感覚があった
チューブ:前後ビットリアラテックス
コンポ:デュラエースR9100 ワイヤー引き ブレーキのみBR-7900
パワメ:ぱいおにゃーん
ギア比:F50/34 R12-27T(ヒルクライム用まんま)
ジャージ:チャンピオンシステム Performanceスキンスーツ M
グロープ:チャンピオンシステム レースグローブ M
ソックス:フットマックスゼブラ L
ヘルメット:OGKカブト エアロR2 S/M 白
シューズ:LAKE CX301 42.5wide(ヒルクライム用軽量シューズ)
補給:秘密の高カロリーで美味しいジェル200g 718kcal(サロモン150mlフラスコで運用)、CCD+グランフォンドウォーター750ml×1、ただの水750mlの半分=375ml×1 
天気:晴れ 風少しあり2〜3m/sぐらい? 気温は朝は低めだったが半袖ジャージで震えない程度に寒くない体感気温で快適だった、平均気温は20℃(ガーミン読み)日中は気温がけっこう上がって750ボトル1.5本では水分が足りなかった