のりりん鹿児島

基本的に自転車トレーニングと覚え書きです(^-^;

振り返り2023シーズン: E1昇格を果たし、新たなチームへ!#自転車 #レース

■2023シーズンを駆け足で振り返り

仕事の年度末進行と冬期ストレングストレの疲労で朦朧としていたら、いつの間にか12月も下旬というわけで、今シーズンの振り返りをそろそろやらないと、またすぐ新年がやってきてしまうので、一通り今年の振り返りをしたいと思います(^^;;

昨年はVC FUKUOKAさんで1年間活動して、できる限りJBCFのレースに出て経験を積んでE1昇格を目指し、レースでは昇格できなかったものの、ポイントの最終ランキングでE1に昇格することができました。
果たしてE2のレースでもろくに結果を出せていないのに、E1で通用するのだろうか…と、頭の中で悩んでても何も結論は出ないので、とにかく参加してみて足りないものを補完していこうと、チャレンジする方向で、VC FUKUOKA在籍を継続し、E1に昇格することにしました。

冬期はいつものストレングストレと、そこで得た筋力を自転車の動作スキルに転化する、マジで鬱になるぐらいの地味な練習を繰り返し、2月に初開催となったJBCF鹿児島にて、E1の初戦チャレンジとなりました。

しかし、それほどハードなコースでもないのに、両日ともDNSという残念なスタートになってしまいました(´・ω・`)
まだまだここから…と思いつつ、初参加にして最後(大阪万博の関係で来年は廃止)となった4月の舞洲タイムトライアルとクリテに遠征するものの、得意なTTでも立ち上がりとタイトコーナー重視の短距離高強度コースにあえなく撃沈し、さらにクリテもDNFになり、さすがE1は猛者ばかりで、ぶら下がって完走すらさせてもらえないなーと、この頃はまだシーズン序盤だからと楽観視していたように思います。

 

4月下旬に減量も完了して、今シーズンの練習の基準値としてFTPを計測してみると、300wを超えたので、アラフィフでも適切な練習を続けていればFTP300w超えは可能なんだなと思いつつ、今年のホビーレースの目標の一つでもある、Mt富士ヒルクライムが間近に迫っていました。
富士ヒルはゆるい勾配のロングヒルクライムということで、TT応用エセクライマーの私としては得意なコースで、今年は300wでペーシングしてゴールドを狙おうと思って臨みましたが、パワーメーターの表示値を信じすぎたことと、練習をローラーに傾倒しすぎて、登りのスキルがガタ落ちしていたことに気付かず、昨年のタイムは更新できたものの、ゴールドには届きませんでした。

翌月の6月は、年齢制限の関係で人生最後となった、ニセコクラシック150kmに参戦。
得意なTTを捨てて、ロードレースのみに絞りましたが、登りのスキル低下の影響により序盤で先頭集団から落ちてしまい、さらに第2、第3集団にも乗り切れずに単独走となり、昨年よりタイムも順位も落としてしまいました。

最後のニセコクラシックが不甲斐ない結果に終わり、落胆の気持ちが強く、ここ5年間継続して練習し始めてから、初めてフィジカル的な不調に陥り、練習でもレースでも、心拍だけはやたらと上がるのに、出力は200wも出ない…という状態になり、少しずつ回復はしていきましたが、シーズンが終わった現在も引きずったままとなっています。

ホビーレースの一つの目標であったニセコ150kmを上位完走し、グランフォンド世界選手権に行くという目標がついえたことで、精神的な燃え尽きが身体にも現れたのかもしれませんし、ウマ娘3期のキタサンブラックのように、実は自分でも気付かずに、アラフィフ最盛期のピークを過ぎたのかもしれません。


そんなこんなで、ニセコ後2ヶ月は練習メニューも全く目標に届かない日が続きましたが、諦めず継続していくことで少しずつ出力は戻ってきましたが、体感的にはFTP300wは出せず、実質270〜280wぐらいに落ち込んでいるだろうと感じていました。

食事を調整してみたり、睡眠や練習内容の改善など、いろいろ試してみましたが、不調の原因はわからないままでした。

そして、7月下旬にJBCFのポイントによるクラス再編が行われ、DNFばかりでポイントが全く稼げていなかった私は、見事E2に降格。
この時は、不調のままE1を走り続けるのは厳しいと考えていたので、E2で復調のきっかけを掴むことができれば…と、むしろ有り難いと感じていました。

 

8月にはJBCFきらら浜タイムトライアル&チームタイムトライアルが開催され、両日とも慣れたコースのきらら浜でのタイムトライアルということで、ここで表彰台を狙わなければE1に上がるチャンスはないな…と思いましたが、あいかわらず不調は続いていており、個人タイムトライアルE2は表彰台には登ったものの6位と昇格にはならず、チームタイムトライアルは事前に行われたチーム内選考会により、アキヨシさん、コマツさん、ヒラマツさんと走りますが、5位に1秒差で6位と、皆さん全力を出したものの残念な結果に終わってしまいました。


8月下旬に4年ぶりに参加した乗鞍も、4年前のタイムを更新することはできたものの、平均出力は大幅に上がっているのにタイムはそれほど縮まっていないことで、登りが壊滅的に遅くなっていることを突きつけられた形となりました。

秋以降は、自分がJBCFでポイントを取ることができるのは、ロードレースよりもタイムトライアルのほうが可能性が高いだろうと思い、長野県で初開催となった、ながわまちタイムトライアルにアランさんと単独参戦。

到着してみてあらびっくりのとても苦手なコースでしたが、ここが最後の昇格のチャンスと全力で挑みましたが、E2にE1より速いタイムで走る伏兵が潜んでおり(よくあること)、残念ながらギリギリ4位で昇格を逃してしまいました。

 

後に残るは、かすみがうらタイムトライアルしかないものの、さすがに遠征疲れも出ていて、おきなわも近かったので、残りは近場の(といっても車で片道6時間かかる)、しゅうなんクリテリウムと大星山ヒルクライムをシーズン最後のJBCFレースとして参加したものの、ヒルクライムは登りの遅さが露呈して序盤で千切れ、しゅうなんクリテリウムの調子は問題ないように思えたのですが、序盤で集団から千切れ…ここで集団走スキルすらガタ落ちしていることを薄々気付いてはいました。

 

そして迎えた、最後のツールドおきなわ市民200。
普久川の登りで遅れ、集団走できずにグルペットからも落ちてしまうという、まさに今シーズン総括とも言える課題を突きつけられて2023シーズン終了となりました。

■2年目のJBCF参戦を終えてみて

全部で11戦参加した2023年シーズンですが、タイムトライアルでポイントを稼いだものの、ロードレースやクリテはボロボロという、まさに私のロードレーススキルの問題点が顕著に浮き彫りになった結果となりました。
しかし、JBCFトップカテゴリのE1のレースに参加して、E1を走る選手の集団の動きやコースの走り方など、玉石混交のホビーレースでは見ることができない洗練されたレースを経験することができ、DNFばかりでしたがレースを走る上での良い経験として学びとなりました。
最終的にはE2でランキング13位となり、ロードレースとクリテリウムをきちんと完走できるスキルがあれば、もっとランキング上位を狙ったり、シーズンを通してE1で走ることができる可能性もあったのではないかと思います。

■再びE1昇格と来シーズンの予定

jbcfroad.jp12月4日に発表された、2024カテゴリー振り分けリストの更新によって、再びポイントランキングでE1に昇格することができました。

来年はいよいよリアル50歳を迎え、現状の不調とスキル不足を考慮すると、E1で完走できるかどうかも怪しいのですが、まだエリートトップカテゴリで走らせて頂けるチャンスがあるというのならば、可能な限りレースに参加していきます。

ですが、来年はJBCF参戦は縮小することにしました。

この2年間、スケジュールをカツカツに調整しながらJBCFに参加してきましたが、鹿児島からの遠征では前乗りが必要なことがほとんどで、仕事でお客様にご迷惑をおかけすることも多く、年齢を重ねて責任がある立場としては、参戦を続けるのは厳しいと感じていました。

また、毎回が南の果てからの県外遠征となりますので、金銭的にも毎回多額の交通費がかかり、その負担も大きいです。
まだ若い20〜30代ぐらいであれば、若さと勢いとやりくりでレース活動を続けることができたかもしれませんが、さすがに50代になってくると、いろいろと人生のしがらみが多くて厳しいところです(^^;;

ですので、20代30代の方でロードレースに積極的に出たい!という意欲のある方は、金銭的にはたいへんかもしれませんが、ホビーレースでは得ることのできない経験になると思いますので、若さならではの体力と気力があるうちに、頑張ってお金をやりくりして、ぜひJBCFに参加して頂きたいなーというのがおじいちゃんからの遺言です(;・∀・)

 

そして、2年間在籍しましたVC FUKUOKA DEVELOPMENT TEAMを退団することにしました。
人間関係が…とか、チームと雰囲気が合わないということは全くなく、最初に移籍するときに、監督の佐藤さんに、おそらくあと1〜2年しか積極的にレース活動することができないので…と、事前にお伝えしておりました。
VC FUKUOKAの選手の皆さんは、本当にレースに対して真面目に、そして真摯に向き合い、選手同士リスペクトしてお互いを高め合う、素晴らしい方々ばかりでした。

2023年間チームランキングもミネルヴァあさひさんに続く2位と、常にJBCFトップランキングのチームで、2年間学ばせて頂いたことに、たいへん感謝しております。
個人的に目立った結果を出せなかったことが心残りですが、またいずれ積極的にレース参加できる時期があれば、JBCFマスターズカテゴリで参加させて頂ければと考えております。

来シーズン、2024年の出場レースは、今までメインとしてきた、ニセコ・乗鞍・おきなわの3つをメインに絞り、JBCFは遠征しても周南までの参戦にします。
そして、セレクシオン南九州に出戻りするかと思いきや、来シーズンはサコマさん率いる熊本のゆるふわ(?)武闘派チームである、チームGINRIN熊本さんに移籍します。
まさか私が黄色いジャージを着て走ることになろうとは、誰も予測していなかったかと思います(^^;;

知り合いの方も居られますし、まさかのニシムラくんやイワオさんと同じチームで走ることができるということも、楽しみです(*^_^*)

そんなこんなで、競技は続けていきますので、皆様来年も宜しくお願いします(* ^ー゚)ノ