今年もいよいよ20日程度を残すのみとなりました。
11月末のHSR6耐を最後に、オフシーズンに入りましたので、年末でバタバタする前に、2014年シーズンの振り返り&反省をしたいと思います。
今年の全体的な流れを書き留め、今後確認するという目的のもとに書いていますので、けっこうネガティブ表現のオンパレードになっています。
つられてモチベーションが下がるタイプの方は読まないほうが良いかと思います(^_^;
まずは2014年1月に書いた記事をもとに、N村監督フォーマットにて書き出していきます。
1、昨年のレースの反省。何が良くて、何が悪かったか。
昨年まで、オフシーズンはまったく自転車に乗らなかったのですが、今年のオフシーズンはLSDを中心に、独学で筋力トレーニングとペダリング効率の追求を継続して行うことで、シーズン最初のレースにて、数字的なパワーが大きく上がっていることを確認できました。
しかし、パワー上昇がタイムに直結しているかというとそうでもなく、計算通りのタイムは出ていませんでした。
3月レースの結果を見て、パワーウエイトレシオに問題があるのかと思い、3月末から無理なダイエット(糖質制限ダイエット)を2週間ほど行った結果、体調を大きく崩してパワーも一気に下がってしまいました。
なんとか体調を回復させようとして、一転して堕落した食生活を送り続け、それまでの食事制限によるリバウンドも加わり、わずか7ヶ月で、体重が14kg(65.4→79.4kg)、体脂肪率が10%(21.2→31.2%)も増えてしまいました。
また、シーズン全体を通して精神的に不安定な時期が続き、体調を崩すことも多く、シーズン中はずっとモチベーションが低下している状態でした。
それはブログ記事の更新数にも表れています。
とはいえ、今年の失敗があったおかげで、無理なダイエットによるパワーダウンと体への悪影響が実体験を通して理解でき、パワーと体重のバランスを取ることが大事であることと、食事と運動量の見直しが必要であることに、気づくことができました。
また、シーズン後半はスマートコーチングに通うことで、今までの間違った体の使い方やペダリングに気づくことができ、成長の糸口が見えましたので、今シーズンの失敗は、今後のために必要な過程だったと考えています。
今年は、結果的にフィジカルは強くなりませんでしたが、走りの質は今までと比べると、一皮むけた感があります。
また、シーズン中盤から終盤にかけては、レース中にモチベーションが突然低下してしまう現象もなくなり、ヒルクライムレースの結果においても、体重増加の割には、納得できる成績を残すことができました。
2、どこが弱くて、どこで力を発揮できたのか。
自分が思うフィジカル的な弱点は、ほぼ思うところはなくなりました。
苦手なヒルクライムは、ここ3年間ヒルクライムレースに積極的に出ることによって、人並みレベルには、坂を登ることができるようになりました。
意外と周辺に勘違いされているのですが、ヒルクライムレースに出る当初の目的としては、「ヒルクライム区間で差をつける」ためではなく「ヒルクライム区間で集団に遅れない(千切れない)ようにする」ことが目的でしたので、それは達成されつつあります。
現時点で弱いと感じているのは、やはりレース中のマネジメント能力ではないかと感じます。
レース中の判断力、レース展開を考える力が、まだまだ甘く経験不足で、レース中に思った動きができないと感じます。
力の発揮できた部分は、平地でのタイムトライアル…と言いたいところですが、刮目するような結果は出せませんでしたので、まだまだ力が発揮できていると、胸を張って言えるほどではありません。
3、弱点への対策
フィジカル的な内容としては、増えすぎた体重をリセットさせるべく、今冬にベースを再度作り直し、来年の目標に応じた体作りを目指していきます。
また、激減してしまった練習量は、質を高めつつ、トレーニングにあてる時間を増やしていきます。
4、得意分野の強化対策
得意分野の平地タイムトライアルについては、茶輪子練での練習会を中心に、根占バンクでのトラックレースの参加など、状況に合わせたトレーニングを行います。
と書いてはいますが、今のところ来年のイメージが全く湧いてこないというのもあります。
5、シーズンオフの期間も含めた来季の計画
シーズンオフは昨年と同じく、LSDと筋力トレーニングを中心に行います。
来期レースとしては、ヒルクライムレースを少なめにして、ロードレースと平地タイムトライアルに主軸を置いて参加したいと考えています。
具体的には、6月壱岐、8月シマノ鈴鹿、HSRチャレンジクラス全3戦、11月おきなわとなります。
ピークは特に考えていませんが、シーズン中2ヶ月ごとに目標レースがくるように配分しています。
6、計画を実践するための、大まかなスケジュール。
1月末まで、LSDと筋力トレーニング中心のトレーニング
2月は茶輪子練参加でLSD強度に慣れた体から抜け出し、Vo2maxトレーニングで仕上げる
3月サイクルフェスタとHSRでシーズンインし、オフシーズン中の仕上がりを確認し、6月に向けて適宜トレーニング内容を修正していく
6月は壱岐で実力試し、その後は8月のシマノ鈴鹿チームTTを見据えた練習を行う
9月の乗鞍の後からは、11月のおきなわに向けての練習
11月のおきなわ以降はオフシーズンに入り、機材、ポジション、トレーニング内容の見直しを行う
7、2ヶ月スパン位の計画
上記の内容で、おおよそ2ヶ月スパンになっているかと思います。
8、機材面の考察
機材としては一通り必要なものは揃えた感がありますので、TTバイクのパワーメーター導入程度かと思います
以上の内容をもって、2014シーズン反省と、2015シーズン計画とします。