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のりりん鹿児島

基本的に自転車トレーニングと覚え書きです(^-^;

SWUV(旧EVO FIT)レポート

※この記事は2012年8月下旬に書いたレポートになりますので、現在と少し時系列がずれますが、ご了承下さい。

 

以前から自転車のポジションはいろいろ悩んで、おそらく唯一のロードバイクセッティング本であろう、「ロードバイクセッティングマニュアル」を見ながら、自己流でポジションをセッティングしていました。

しかし、これでほんとにちゃんとしたポジションが出ているのか、今ひとつわからず、客観的な意見やフィッティングを受けたいと、常々考えていました。

 

ロードのフィッティングといえば、BG FITバイオレーサープレミアムが有名ですが、去年の今頃、なるさんが日記に書かれていた、EVO FIT(現在はSWUV)が直感的に気になっていたので、

「乗鞍行程を1日延長すれば、名古屋に寄ってSWUVを受けて帰ることができるなあ…ちょうど自転車も持って行ってるはずだし、このタイミングしかない!」

と判断し、即、EVOLVERさんのページから、乗鞍の翌日で予約をとってみました。

代表の湯川さんから、すぐにOKのメールがあり、27日にSWUVを受けることになりました。

 

当日12時にEVOLVERさんを訪問しました。

代表の湯川さんは、メールがすごく短いので、けっこう怖い人なのではなかろうか…?と思っていたのですが、積極的に話しかけてきてくれる優しい雰囲気の方で、一安心ですε-(´∀`*)ホッ

 

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まずは自転車を、オリジナルの測定ローラー台にセットして、現在のセッティングを確認したり、自転車の重心位置を確認したりします。

独自のパソコンでのデジタル計測などはなく、オリジナルの測定器具や治具を利用して、アナログ的なセッティングを、湯川さんの経験と知識によりミリ単位で出していく方式だと、私は感じました。

 

現在の自転車のセッティングを確認後、まずは足の母子球の位置を確認して、シューズとクリートのセッティングを出していきます。

よく雑誌などで、クリートの軸が母子球の少し後ろになるように…と書かれていますが、実際に「ここが母子球だ!」と言える方は少ないのではないでしょうか?

湯川さんは、独自の母子球調査法で、左右別々に母子球の位置を探り出します。

 

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きれいな女性の足じゃなくて、申し訳ないのですが(^-^;

私の右足の母子球はこの位置(バツ印がつけてある部分)なのだそうです。

今までは、親指の少し後ろだと思っていたのですが、まさかこんな後ろで内側にあるとはびっくりでした。

 

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その後は、母子球位置からクリートの前後位置の0点を設定し、実際に自転車でペダルを回しながら、何度も何度も、ペダリングフォームを確認しつつ、クリート位置を左右に、細かく調整していきます。

調整して試走するたびに、ペダリングがどんどん軽くなっていくのを体感できます。

パワーメーターもついていたので、ケイデンスとパワーの関係がわかりやすく視覚化できた点も大きかったです。

私の場合、最終的には写真の位置になりました。

調整前は80rpmで100Wに満たない出力だったのに、この位置になってからは、同じような力で漕いでも、120rpmで168Wぐらいの数値が出るようになっていました。

クリート位置の調整だけで、こんなにもケイデンスとパワーが変わるなんて…まさに目から鱗が2000枚ぐらい落ちました(;・∀・)

 

その後はサドル位置の調整になります。
まずサドルの高さですが、私はあまり高くすると腰があばれて安定しないので、実走しながら腰のあばれないギリギリの位置に調整していたのですが、実際に股下を計測してみると、日本人にしてはけっこう足が長いとのこと。

それを基準に調整して、最終的には700mm→725mmまでアップ。

前の状態から、25mmも上がったことになります。

いやこれは高すぎて無理でしょう…と思って漕いでみると、これがまたよく足が回る!Σ(゚∀゚;)  

また、足の長さから考えて、クランクは170ではなく、172.5を使うことも可能とのことでした。

 

そして、実際に乗りながら、サドルの前後位置と角度を調整していきます。

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レーザーの基準位置を見ながら、ペダリングして、足にマーキングをつけ、ミリ単位で細かく調整していきます。

これはそのマーキングの跡、これだけ細かく調整していきます。

これまたかわいい女の子の美脚ではなくて、申し訳ないです(;´▽`A``

 

現在はGDR付属のSL-Kオフセットシートポストに、セラSMPのFormaをつけているのですが、

標準的なセッティング(4cmを基準)に従って、少し前に移動させ、サドルレールの3.5cmの部分を中心にしていました。

 

ですが、最終的なセッティング位置は、そこから、さらに20mm前へ移動となり、

シートレールのいちばん後ろをクランプする形になりました。

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この状態になってしまうならば、ストレートシートポストを使用した方がよく、その際、左右クランプと1ボルトクランプのタイプは、角度調整がしにくいので、前後2ボルトタイプを購入したほうが良いとのことでした。 

私はサドルの真ん中に乗る癖があるらしく、自力での調整は難しいそうですが、もし自分でシートポストとサドルを交換するならば、サドルの中心をフレームの中心線延長上に置けば良いとのこと。

 

また、セラSMPのサドルは、前が盛り上がっている関係で、スプリント時に前乗りすることができず、力が逃げるので、あまりお勧めできないということでした。

スプリント時に前乗りすることで、どれぐらいパワーに変化が出るのかも、実際に体験させてもらい、力のかかり具合や足の回転数が変わることを、身をもって体験することができました。

この辺で目から鱗が7000枚ぐらい落ちました(笑)


最後に、ステムとハンドルの調整ですが、サドル位置を基準にすると、ハンドルリーチを600mmまで持って行きたいので、ステムが短い旨を指摘されました。

現在は90mmのステムがついている状態で、ハンドルリーチが550mmなのですが、まずはステム110mmに交換したほうが良いとのこと。

本当はあと1cm伸ばしたいけども、120mmのステムは使わない方がいいので、本来ならフレームサイズを一つ大きいものを選んだ方が良かったかもしれないと、言われました。

あとは、ハンドルの角度と、ブラケットの位置を変更することで、調整位置に近いポジションまで持って行くことができました。

あと、今のハンドルの幅がC-C400mmなのですが、肩胛骨の状態をみていると、私には少し幅が広いとのことで、同じ銘柄でC-C380mmに変更したほうが良いとのことでした。

 

シートポストが高くなったぶん、ハンドルとの落差が70mmになってしまったので、コラムの高さは変更しなくて良いとのことでした。

 

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ここまでやって、最終的に出たポジションがこの状態になります。

写真だけではわからないと思いますので、湯川さんから撮影して頂いた動画で検証します。

これが、SWUVを受ける前の、ペダリングになります。

普通にペダリングしているなーというふうに見えますが、スローで比較すると…。

 

上がSWUVを受ける前、下がSWUVを受けた後です。

ちょっと動画が暗かったので、動画編集ソフトで無理矢理明るくしています。

受ける前と受けた後で、ペダリング中の右足が3時の位置にきた瞬間を、注意深く見て下さい。

ペダルにいちばん力を伝えられるのは、クランクが3時の位置だと言われています。

上の受ける前の動画ですと、1時から踏み込んで、3時の位置に移動する直前に、すでに膝が後ろに移動している(=3時の位置ではほとんど踏み込んでいない)ことがわかります。

その事を踏まえた上で、下の受けた後の動画を見てみますと、3時の位置でしっかり踏み込んでいることがわかります。

どちらのほうが、パワー伝達効率がいいかは、あきらかですね(^-^;

 

今まで、なかなかスプリント時に力が入らないと思っていたのは、ポジションに理由があったようです。

また、受ける前はハムストリングスとふくらはぎが筋肉痛になる事が多かったのですが、それは今までのポジションの影響だったようです。

いわゆる後ろ乗りになって、ペダルを前に蹴るようなペダリングになっていたわけです。

 

ただ、この踏み込みを強くするポジションですと、何も考えずに踏み込めば、大腿四頭筋を中心に使うことになりますので、この状態でハムストリングスを使えるようにするスキルが必要になってきます。

また、サドルとハンドルの落差が大きく、さらにハンドルが遠い、レーシングポジションになりますので、体幹の筋肉を鍛えなければ、長時間は乗ることができません。

実際、このポジションでローラー練をしていると、腕の力だけではこのポジションは維持できないため、体幹で支える必要性があると、感じています。

 

私はおなか周辺の筋肉やコアマッスルが極端に弱く、体幹を鍛える必要がある事は、以前から考えていたのですが、なぜ体幹を鍛えるとペダリングパワーが上がるのか?という理論がよくわかっていませんでした。

その点に関しても、湯川さんのほうから実際にペダリングしながら、体幹の使い方を教えて頂くことで、体幹で支えることで、ケイデンスやパワーが大きく違うことが、わかりました。

 

ポジションについては、自己流で調整している方や、ショップさんが合わせてくれるポジションそのままで乗っている方もいらっしゃるかと思いますが、痛みや違和感、力のかかり具合が弱いなどの悩みがあるようでしたら、思い切ってフィッティングのプロに依頼してみるのも、一つの方法だと思います(^▽^)/

 

鹿児島の方は、なかなか名古屋方面に行く機会はないかと思いますが、これは!というタイミングがありましたら、ぜひ予約されてみて下さい。

紹介で予約すると1000円引きになりますので、予約される際は私にご連絡頂ければ、ご紹介いたします(o^∇^o)ノ

 

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