■きらら浜2020年7月大会クリテリウムマスターズ(一般)レポ
コロナの影響で主要レースが次々と中止になる中、1月の西都原エンデューロから5ヶ月ぶりのリアルなレースに参加となりました。
今回で参加3回目となるきらら浜ですが、前回は公園内コースでしたが、今年は以前からある北駐車場をパイロンで区切ったコース。
雨の中一度しか走ったことがないものの、そんなに複雑なレイアウトではないので大丈夫だろう…と思っていたら、いつもと違い反時計回りの逆走コースで、マスターズは2.3km×7周の16.1km。
反時計回りになったことでの、風向きの影響や、勝負所や攻めどころを探すべく、ひらまんさんと、ケンショーくんと3人でペースを上げながら試走。
きらら浜といえば海からの爆風イメージですが、今日はそれほど風も強くなく、西南西2~4m/s程度。
海側から斜めに吹いており、バックストレートからホームストレート手前の最終コーナーまでは向かい風で、ホームストレートから細い道までの侵入は追い風です。
試走してみると、スタート直後から細い道に入るまでは風の影響を感じませんが、細い道から出てホームストレート手前までの長い区間(コース図では#7から#9の区間)で、ずっと向かい風なのが地味にかなりキツい(;´Д`)
これは、レース中の集団の中ではどんな感じになるかなーと思いつつ、マスターズ19名、スポーツクラス25名の混走でのスタート。
マスターズはゼッケンが黄色なのですが、チャンピオンも同時エントリーしている選手はマスターズでも白だったりして、今ひとつ誰がマスターズで誰がスポーツなのかわからない(´ヘ`;) う〜ん・・・
事前にスポーツとマスターズのゼッケンを確認しておけば良かったと、思いました。
とりあえずマークするべきは、ファンサイクルのアラガミさんとコダマさん。
ファンサイクルさんが動いたらそれに追従・対処するように動き、山口や広島の選手はまったく知らないので、あとは走りながらチェックしようと考えていました(^^;;
セレクシオンからはひらまんさんと私で2名、ファンサイクルさんが4名、あとは個人や単独でバラバラという感じ。
スタート直後、スポーツクラスの中学生をかわすのにちょっと手間取ったものの、スタート半周でだいたい力不足の人は落ちました。
あとは脚のある方で集団ができ、その中で様子を見ながら走りますが、昨年の九チャレマスターズ優勝者、ファンサイクルのコダマさんを後ろから見ていると、わずかな隙間を縫ってはスルスルと集団内を自由に動いている感じでマジ上手い。
しかし、アラガミさんとコダマさんがいくら強いとはいえ、直前にチャンピオンクラスで18周41.4km走った直後なので、フィジカルで押せ押せしてしまえば、いくらなんでもついてこれないのでは…と考えていました。(この甘い考えが間違いのもとだった(笑))
コース奥の細い道を抜けるところ(#6から#7)は向かい風なのですが、集団前方左斜めから風がきているので、ドラフティング使いつつ集団右を抜けると、楽に前に上がることができることに気付き、3周目に奥の細い道を出たところで、右から前にさーっと上がってみると、そのまま勢いあまって向かい風区間で先頭に出てしまいました。
そのとき、「ちょっとまだ早いけど、7周16kmなら30分TTやるつもりで行けばなんとかなるんじゃ…」という危険な思考が頭をもたげてしまい、先頭に出た瞬間にひらまんさんの言われるゾーン(別名暴走モード)に入っていました(笑)
3周目の#8区間からガンガンに踏むものの、ホームストレートの追い風区間#9から#5の細い道に入るまでに集団に詰められ、また細い道を出たところでドラフティングを使って上がって、向かい風区間でまた前に出てしまうという、たいへんよろしくないルーティンにハマってしまいました(ーー;)
写真撮影:ケンショーくんのお父さん(ありがとうございました<(_ _)>)
それでも最後まで踏み続ければなんとかなるんじゃないだろーかと思いつつ、6周目のS/Gまでは先頭で頑張り続けるものの、ラスト1周のジャンの音がカランカラーンと響いた直後、「あーまだあと1周あるのか…」と思った瞬間に事切れてしまい、レース終了でした(^^;;
あと1周はなんとかもつかなーと思っていたのですが、体力は残っていたものの、精神力が先に売り切れてしまいました。
で、後はほとんどまともに走ることができず、集団にも置き去りにされ終了Ω\ζ°)チーン
きらら浜CM:24分10秒 16.1km 175/189bpm 89/117rpm 242/838w NP263w IF0.94 TSS35 350kJ 47.9:52.1
公式リザルト:順位7位/16人中 24分19秒541 +TOP24秒778 39.71km/h
反省点としては、あまりに早い段階でゾーンに入ってしまったのがいかんかったですねえ(当然)
それによって、ひらまんさんやケンショーくんの動きにも影響を与えてしまい、心苦しい結果となりました。
できればゾーンに入らずに、最後まで冷静にまわりに合わせて動くことが理想ですが、もしゾーンに入ってしまったとしても、5周目ぐらいまでうまく集団で立ち回って、そっから一気にラストまで畳み込む感じで逃げてみれば、もう少し違った展開になったのかもしれないなーと思いました。
ZWIFTだとけっこう冷静にレース運びできるのですが、実走だとテンション上がってしまって、突っ走るような動きになってしまうのが課題です(^^;;
また、きらら浜のクリテコースはそれほどコーナーが鋭角だったりするわけでもないのですが、コーナーのバイクコントロールに難があり、侵入でどうしてもスピードが落ちすぎてしまいます。
バイクコントロールも、もう一つの課題として取り組みます。
どちらにしろ、今日の風向きと逆回りのコースレイアウトであれば、逃げは決まらないのではと感じました。
レース的には(´ヘ`;) う~ん・・・という感じでしたが、今日の風向きやコースレイアウトを解析した分を、また明日の2時間エンデューロ(比良さんとペア)と、E3クリテに反映させるよう考えて走ってみたいと思います<(_ _)>