のりりん鹿児島

基本的に自転車トレーニングと覚え書きです(^-^;

2019西都原エンデューロ3時間耐久に参加しました

■前日夜から試走まで

去年に引き続き、今年も出張がかぶらなかったので、西都原エンデューロ3時間耐久にアーリーでエントリーしました。

西都原エンデューロ

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今年はかせだサイクリング倶楽部のナガサキさんのご厚意で、西都市の宿泊施設で相部屋させて頂き、仕事が終わってから西都原に移動し、到着してから温泉に入ったり、明日の攻略をかせだの皆さんと車座で話したりと、楽しい前日を過ごさせて頂きました(*^_^*)
宿泊のおかげで、体調もバッチリヽ(^◇^*)/ ワーイ
来年も宿泊できれば、また宿泊で参加したいと思いました。
それにしても、なんだか訳の分からない写真になっていますねえ(;・∀・)

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夜に雨が降ったものの、当日朝は晴れ間も見えて路面はウエットながら、気温は13℃前後とかなり暖かい日になりました。

これなら夏ジャージに、レッグウォーマーとアームウォーマーだけで行けそうだなと判断して、試走に出発。

1周目は単独で軽めに走るものの、途中にある登坂がけっこうキツいと感じます。

それ以外はほぼ下りと平地なので、コース内の風向きにだけ注意を払い、水たまりや路面の凹みや荒れなどがないか確認しました。

2周目は、ちょうどスタート地点でかせだサイクリング倶楽部の皆さんと一緒になり、カジヤさんのコースレクチャーに耳を傾けながら、軽めに1周(^_^)

3周目でチームのミヤモトさんをお見掛けしたので、挨拶に行こうと追っていくと、ひらまんさんもちょうど合流して、それならばと3人でアップすることに。

お二人とも西都原で表彰台クラスの方なので、どれぐらいで走るのかなーと思っていたら、結構ガチで心拍が上がるぐらい速い(笑)これでアップだったらレースはどうなるんだろ…と思いつつハァハァ言いながらツキイチしていると、途中で見慣れないジャージの方が威勢良くローテーに入ってくるので誰だろう?と思っていたら、後からわかったのですがミッチーさんでした(^^;;

というわけで、いい感じで心拍も上がり、3周走って試走+アップ完了でした。

西都原試走:18.59km 76/103rpm 127/169bpm 120/542w NP192w IF0.72 TSS36 303kJ 8.1℃

■レース本番

去年と同じくガチ系のうさぎさんレーンと、エンジョイ系のかめさんレーンがあったので、うさぎさんレーンに並んだところ、今年はタイミング良く前方から2列目に並ぶことが出来ました。

しかし、スタート5分前になって1列目にいたひらまんさんが、突然列を離脱?

どうやらセンサーチップを付け忘れていたようで…って私もつけてねええええええ(笑)

乗鞍でセンサーチップつけてスタート跨がないでねーといつも言われるので、ついついギリギリまでセンサーチップをつけない癖がついてしまっているのが、仇となりました(´;ω;`)
急いで車に戻りセンサーチップを足首に巻いて、スタートに並び直しますが、ここで前列に戻るのもアレだなあと思い、うさぎさんレーンの最後尾に並んでみたところ、前方から30列目ぐらい?という感じです。(去年の20列目よりひどい)
これはパレードスタートで前に上がりまくらないとヤバいなーと思いつつ、去年の一列棒状爆速パレードスタートの悪夢がよぎります( ´_ノ` )

しかし、今年は違いました。先導するカメラ付きのスクーターを運転されている方が、スタート直後から絶妙なペースと間隔を保って先導して下さっています。

いったいこの方は何者…駅伝の先導をしていた元白バイ隊員か、トラックで自転車のペーサーしてる指導員の方か!?と思うぐらい、気持ちのいい先導ペース(;・∀・)
ぜひ来年もこの方に先導やってほしいです、ついでに壱岐もこの方に(ry

そんなこんなで、パレードの間に前に上がりまくり、なんとかひらまんさんの後ろにつくことができました(^^;;


2周目のアクチュアルスタート後も、それほどいきなりペースがガンガン上がることもなく、今年は序盤の振り落としはないのかな?と思いつつ、集団後方を保って中切れに注意しながら走ります。
全体的に集団も大きく、先頭では活きの良い高校生の皆さんがドンパチやらかしているようですが、後ろはただただ集団のペースに耐えるのみ。

とはいえ、去年は第1集団のペースに2周もついていけなかったぐらいでしたので、今年は私も走力が上がってるんだなあと感じました、朝練効果ですね(・∀・)

というか、普段やってる単独練習のほうが休めないので、むしろキツいんですが(´-ω-`)

1時間ほど経過して、ひらまんさんの集団ポジションを基準に、後ろをうろうろしていましたが、ちと集団が大きすぎて走りにくいなーと思い、少し前に上がろうと登りの後で集団ペースが緩んだところを見計らって前に出たところ、何かタイミングが良かったらしく、ほぼ先頭近くに出てしまいました(;´Д`)

高校生たちの単独アタックや少数逃げがガンガンかかり、何故かそこのローテーに入って回してる場違いなオッサンとなってしまい(笑)いやあ先頭はこんなドンパチやってるのかーと思いながら、楽しく遊ばせて頂きました(^^;;
しばらくしてアタック合戦も落ち着いたので、ヘロヘロになりつつ集団に戻るものの、ここで脚を使いまくったのが後半に響くのでした(;一_一)

 

その後は集団の真ん中辺りを保ちつつ、何度か落車のイヤな音を聞きつつも無事第1集団で生き残っていたのですが、2時間経過した直後の短い登りの入りで、痛恨の内側広筋がビキッと攣ってしまいましたガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
あ、ここで攣るのはヤバイよ、ヤバイよーと思いつつ、痛みに我慢できず脚を緩めてしまい、登り切った後は集団は遥か遠くに…ああ、今年も終わってしまったか、最初に遊びすぎたのがいかんかったなあ〜と思いつつ、ほどなくして脚攣りもおさまったので、ここで去年の轍を踏むまいと単独走でSSTでペースを保ち、後方から集団が来るのを待ちますが、いつまでたっても集団らしきものが来ない(;・∀・)

今年は第1集団が大きすぎて、第2集団が形成されなかったようで、ほとんど単独走の方ばかりでした。

仕方ないので、SSTペースを保ちながら1人TTを行いますが、うまくペースを合わせて乗ってくれる人もいなければ、追い抜いてくれる集団もないという、エンデューロではドツボなパターンに陥ります(≡д≡) ガーン

 

しばらくして前方にエイルさん2名を含むいいペースの小集団が見えたので、近づくと、あらヽ(^Д^*)/おひさ〜♪のS川くんが走っているではありませんか。

「S川くん、タダ乗りさせて〜」と挨拶しながら集団に入り、ぐるぐると回していくと、だんだん人が増えてきて(ここでセカンドのマルヤマさんも合流)良い感じに。

先頭でSSTぐらいのペースを保っていたら、登りで後ろが離れてしまい、このペースなら残り1時間程度はなんとかなるかもーと思いつつ、そのまままたSSTで単独TTモードに。

マイペースで周回を重ねますが、朝の天気予報で西都市に強風注意報と見た通りに、風がどんどん強くなり、ホームストレートはけっこうな向かい風で、単独走がかなり辛い。

しかし、残り20分でも先頭にラップされていなかったので、これなら先頭-1Lapぐらいでゴールできるかな?とペースを保っていると、4人ぐらいの逃げ集団に追い抜かれ、いやあ高校生すごいわーと思いつつ、後ろを見るとメイン集団はぜんぜん見えない…でもそのうちラップされるな、と思っていたら2分ぐらいあけてメイン集団に抜かれる形に。
ここで集団に乗ろうかなと思ったのですが、もう脚が売り切れていてL5が全く出なかったので、諦めてペースを保ってゴールする方向で。
心肺はそれほどキツくないのに、筋肉が悲鳴を上げている状態で、L4下限値ぐらいまでしかパワーが出ず、最後の3周はやっとこさで短い登りを登り切り、後は下りと平地でペースを保っていたところ、後ろから先程のエイルさん含む集団に追いつかれ、ホームストレートではマルヤマさんにスプリントで追いつくことが出来ず…というかもうSST以上でないっす(笑)と思いつつ、ゴールとなりました( ´Д`) <はぁーちかれた

2019西都原Enduro:117km 3時間3分 86/122rpm 157/184bpm 203/817w NP245w IF0.916 TSS256 2237kJ 14.1℃
公式記録:3時間3分39秒365 117.8km 31Lap(Top-1) ソロ総合42位/完走207人中(20%

の位置)ソロ年代別9位/完走80人中(11%の位置)  

表彰について | 西都原エンデューロ

3時間でIF0.92でNPもけっこう高めなので、上げ下げの激しい走りだったんだなあということがわかります。
レーニングライドのつもりで出たので、例の研究テーマを使いまくりすぎて、あっという間に脚が無くなってしまいました(^^;;
アレって、ケンガンアシュラで言う”前借り”みたいなもんですねえ…楽にパワーが出るからといって使いまくると、どんどん脚が削られていくという事がイヤというほどわかりました(笑)
年代別表彰台を狙うのならば、常に自制心を持って脚を使わないように走らないとダメですね(´-ω-`)

でも普段の朝練のおかげで、第1集団で2時間も走ることができましたし、先頭の高校生とも楽しく遊ぶことができたので、これはこれで面白いレースだったなあと(^_^;

で、終わってから思ったのですが、レースって遊びなんだなーと。

集団の中で脚をためて耐えたり、自分の居場所によってコースの組み立てを変化させたり、自分よりフィジカル的にずっと上の高校生と走ったりと、楽しんで遊ぶ気持ちがなければ、レースも面白くないんだろうなあ〜と思いました。

ただ、レースを楽しむためには、遊べるだけの最低限のフィジカルは必要になってきますので、楽しく遊びたければ普段の練習をしっかり続ける、ということが大事ですね。(*^▽^*)ゞ

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41才以上の年代別表彰では、チームのミヤモトさんが2位入賞となりました(^_-)-☆
1位は九州でも有名な、無尽蔵の体力を持つと噂に聞くパラボラのT本さん…そういえばレース中に目の前を走っておられたのを思い出しました。
並み居る層の厚い40代を押しのけて、1位と2位が50代というが凄まじいです(^^;;

来年はここに立てるよう、また1年練習を継続して、そしてまた高校生とドンパチやって脚を削りたいなと思います(笑)

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表彰式が終わった後は、西都市にある定食屋さんで、宮崎名物のチキン南蛮定食を食しました。
なんとなくGoogle検索して入ったお店だったのですが、ボリュームも素晴らしく、チキン南蛮もとても美味しかったです゚.+゚ヽ(`・ω・´)ノ.+゚
お昼の閉店15分前に駆け込んだのですが、イヤな顔一つせずしっかりお料理を出して頂き、お勘定の時に「ごゆっくりお食事できましたか?」とお気遣い頂き、恐縮してしまいました(^^;;
ああ、これが接客というものだなあ…と、この日西都原に来て本当に良かったなと思いました。
レースも楽しめて、温泉や宿泊、食事も良いご縁に恵まれ、とても充実した遠征となりましたヽ(=´▽`=)ノ

というわけで、2019年西都原のダラダラ推敲なしレポートでした( ´ ▽ ` )ノ