のりりん鹿児島

基本的に自転車トレーニングと覚え書きです(^-^;

2018年ニセコクラシック140km 第一関門DNF

この機会を逃したら、2度と行けないかもしれないと思い、ニセコクラシック140kmに挑戦しました。

【1日目タイムトライアル】

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今回初のタイムトライアルイベントということで、得意分野のTTならば…と思いエントリーしました。(写真はチームのHIRAさん)

おまけイベントみたいなものなのかな?と思っていたのですが、スタート台もしっかりしたもので、バイクチェックや進入規制もしっかり行われており、MCの方が場を盛り上げ、タイム計測もリアルタイムでラップクリップに上がってきて順位が入れ替わったりと、UCIの看板がかかっている事もあってか、たいへんしっかりしたイベントでした。

コースの距離としては、サイクルフェスタ桜島に近いものですが、コースプロフィールは登りと下り基調なので、また違った攻略が求められるなと思いました。

といっても、1ヶ月ほどまともに乗っていなかったので、結果は惨敗でした(^_^;

基本的に翌日走る機材での参加ですが、エアロスーツだけでなく、エアロヘルメットやディープリムホイールを使っている方も居られましたので、できる範囲で機材を合わせるのもポイントになりそうです。

3kmTT:5分35秒 3.05km 34.4/63.2km/h 91.4/115rpm 175/180bpm 269w Pe49.1% L49:R51 12.6℃

公式記録:0:05:25.40 +Top : +0:56.88 出走22人中20位

それにしても、3kmで1分も差がつくってどんだけ…(´_`。)

タイムトライアルが終わった後は、ホテルに一度戻り、HIRAさんと2人で車で140kmコースを試走し、危険箇所やコースの全体的な雰囲気を確認し、16時30分からのライダーズミーティングに参加して、近場で食事をすませ、宿に戻って即爆睡でした。

【2日目140kmグランフォンド

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2日目はいよいよ本番の140kmレースとなります。

私の目標は、今年の1月に決めていた通り”足切りされずに完走”です。
長距離レースは苦手なのですが、今年からいろいろな柵から離れて活動できるようになりましたので、登録カテゴリーの上位レースに積極的に出るように意識してエントリーしています。

その結果、惨敗してばかりですが…。

後からHIRAさんに言われて気づいたのですが、140kmの登録クラスに出ることができるのは49歳まで(140kmの50歳以上はオープン扱い)ということで、毎年チャレンジしたとしてもあと4回しかチャンスがありません。
そういう意味でも、年齢的タイムリミットが近いのだな、と感じさせられます。
とはいえ、36歳の頃に「45歳ぐらいまで何かしらスポーツ楽しめればいいな」と自分で言っていた記憶があるので、結果的にここまで続けてきたことが驚きではあります。

天候は曇りで霧雨が降っていましたが、スタートしてパレード区間が終わる頃には、空には晴れ間が見え始め、2つめの登りに差し掛かる頃には完全に青空になっていました。

スタート直後は平坦基調のパレードですが、この時点で体脂肪率24%の体が劇的に重い…脚も回らない…と思っていたら、パレード中の登りに差し掛かった時点ですでに集団から付き切れてレース終了。

パレードで付き切れかいな、と愕然(当然か)。

その後は壱岐のように周りでペースが合う方と集団で…と思いましたが、この時点でポツポツとしかまわりに人が残っておらず、そんな雰囲気にはなりませんでした。

単独でペーシングしながら山を登り続けますが、50km地点の神仙沼(しんせんぬま)関門に到着したのが8時44分…残念ながら8時35分に間に合わず足切りとなりました。

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足切り地点には、すでにたくさんの方が居られて、ギリギリで切られた方も多かったのだなと思いました。

ここの関門で50名以上が足切りになったそうです。

昨年参加された方のお話ですと、去年はここの足切り時間が9時だったそうで、ずいぶん厳しくなったのだなと思いました。

後からリザルトを見て確認しましたが、先頭集団通過+1時間までが関門通過のリミットと言えそうです。
外国から参加されている方もたくさん足切りにあっていて(半分ぐらいは海外の方でした)、日本国内からはまだしも、海外から来られて50km地点でDNFは辛いだろうなと思いました。


しばらくして、バイク回収用大型トラックが来て、まずバイクを回収車に預けます。

一台一台毛布をかぶせてゴムバンドで止めていく丁寧な回収でした。

その後、同時に到着した大型観光バスに乗り込むのですが、ここにバスが到着した時点でけっこうな人数の方が、バス1台分近く回収されていました(^_^;
そこからは、神仙沼の静かでキレイな空気を感じながら、まったりとバス内で2時間近くを過ごし、交通規制が解除されてから元来たコースをバスの中からじっくり味わいながら戻っていきます。
会場のニセコグランヒラフに到着したのが、10時半ぐらいで、レース中のバイクが続々と戻ってきて、最後の坂を登ってきていました。
後から気づいたのですが、このあたりが140kmの先頭だったようです。

140km:2時間5分55秒 50.9km 21.9/76.2km/h 80.4/116rpm 157/177bpm 207w NP218w Pe48.7% L47:R53 TSS149 IF0.84 II101% 14.9℃
公式記録 DNF

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レース後の会場からは、羊蹄山が綺麗に見え始め、会場のアフターイベントの雰囲気を楽しみつつ、ニセコを後にしました。
結果的に、鹿児島から参加されたチームのHIRAさんが140kmオープンで7位、W田さんが70kmで4位と大健闘されていたにもかかわらず、私は完走すらできずに残念なレースとなりました。
ふわっとしか意識していなかったのですが、50オーバーでも70kmで上位25%に入ることができれば、世界戦に出場する事が可能ということを今更ながら知り、49までは140kmに挑戦しつつ、50越えてもまた目標が持てるなと(笑)
いつか世界戦に出ることができるよう、目的を持ってモチベーションを維持していきたいと思います。

そういった意味で、今回のニセコクラシックに参加した意義はあったと思います。

また来年も参加します。
レース運営の皆様、ボランティアの皆様、素晴らしいレースをありがとうございました。