のりりん鹿児島

基本的に自転車トレーニングと覚え書きです(^-^;

エスポワールアジア クラブレースレポート

今週末のチーム練は、クラブレースをやります!ということで、早朝の藺牟田池で開催されたクラブレースに参加しました。

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http://yj.pn/t3dbtn

藺牟田池の周回コースはこんな感じです。

全周囲3.2km アップダウンが混じる平地主体のコースになります。

前半:右下の駐車場からスタートして、0.5km地点の宿泊施設(右上の白い建物)手前までは、平地が続き、建物直前に短い急坂があります。この急坂の登坂スピードを上げ、その後の平地の巡航速度に繋げることができるかどうかがポイント…かも?(笑)

中盤:基本的に平地ですが、2kmちょいすぎにあるお城のような民家の手前から、緩やかな長めの登りがあります。中盤は全体的に平地主体のコースなので、ここがけっこうきつい。

終盤:2.7km地点まではゆるやかに下るものの、その直後に藺牟田池最大の短い激坂が待っています。勾配のきつい部分を登り切っても、ゆるやかな登りが長めに残っていて、ここで足と心拍数を削られます(^-^;

コース紹介は、こんな感じです。

 

今回のクラブレースは、単なる草レースのように見せかけて、システムは本格的です。

①藺牟田池2周(3.2km×2)のタイムアタックを行い、2周合計ラップ順位によってAグループとBグループに分ける。(TTバイク使用可)

②Aグループは10周ロードレース、Bグループは8周ロードレース。(TTバイク使用不可)

というプログラムで、レース進行となりました。

 

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集合は6時半でしたが、早めに到着したので、藺牟田池周辺を3周ほどアップしました。

天気もよく、絶好のレース日和です(^▽^)/

いつもながら、藺牟田池から見えるこの山の稜線はきれいだなーと思いつつ、朝日の写真をパチリ。

 

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チームの皆さんも集合して、クラブリーダーの山内さんからルールの説明が行われます。

この日はなんと、鹿児島の強豪チーム、セカンドウインドさんから、4名の方がゲスト参加です!(;゚д゚)

全国でもトップレベルを争う選手ばかりで、熾烈な戦いになるのは間違いありません(^◇^;)

 

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KOGU鹿児島の松永さんが、2013モデルMadone6を持ってきていらっしゃいました!

私にはスローピングになった2008年モデルから、シルエットは変わっていないように見えていたのですが、あの頃のモデルとは全くの別物で、びっくりしました。

TREKに乗っている方が多いので、皆さん興味津々(^◇^;)

松永さんのお話だと、BBハイトの関係から、ヒルクライムレースの参加も考えているならばDomaneがオススメとのことでした。

ちなみに、コンポはSRAM RED仕様。

カセットはスチール削り出しで、なんと重量155gだそうです。

79デュラエースが、チタンを併用して163gなので、いかに軽量なのかがわかります。
SRAM RED2013モデルのカセットは、11-23Tで驚きの135gなのだそうです…Σ(゚∀゚;) 
 

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ひとしきり談笑のあと、本気モードのタイムトライアル開始です!

TTの順番は山内さんの独断で決められ、20秒ごとに発射されていきます。

私は10番目、ヒルクライム赤い彗星Tさんの次になります。

「ちょっとぉー、後ろから抜かんといてなぁー」

と、Tさんから関西弁で言われますが、平地ですので、がっつり食らいつかせて頂きます(*^m^*)

 

Tさん発射20秒後に、私もスタート!

一気にダンシングで加速を試みますが、初めてのレース形式TTなだけに、ついつい1週目から頑張りすぎてしまいました(´;ω;`)

1週目の中盤の平地でTさんをパスするものの、最後の登坂で再び抜かれ、2週目はへたれてしまい、結局そのままでゴール。

タイムは正確には覚えていないのですが、12分24秒ぐらいだったかと思います。

ちなみに、タイムトライアルの1位は田さんで、タイムはなんと9分台です(・ω・;)

 

タイムトライアルの結果から、AグループとBグループに分けられます。

私はもちろんBグループです(;´▽`A``

1周目はローリングスタートで、コース1/3ぐらいの場所からのスタートとなります。

M渕さんからのスタートの合図が出るとのことでしたが、いつまでも出ないため(笑)コース1/2ぐらいから強引にスタート!

まずは予想通り、ヒルクライム赤い彗星Tさんがトップを走り、それに満Oさん、N村さん、私がついていく形。

Tさんのペースがそれほど上がらないため、1周目の終盤で、なんとなくTさんをパスしてしまったところ、そのまま2周目の先頭を走ることに。

2周目後半ぐらいまで、誰も前に出てこなかったので、もしかしたらこのまま逃げられるかも…?などと、とても甘い考えを巡らせていた直後、後ろで脚を貯めていた3人の方にさっくり抜かれました(´_`。)

 

4周目はほぼ一人旅になり、先頭集団は目視できる位置に残っていましたが、じりじりと離されていきます(´ヘ`;)

5周目でN村さんがスタミナ切れなのか、集団から千切れて落ちてきたのでパスします。

先頭集団はもう見えなくなっていたので、ペースを保ちつつ、必死に追いかけたところ、Tさんが300mぐらい先で一人旅しているのを発見。

5周目後半でTさんを捕まえてパスし、最後の激坂でも抜かれなかったので、そのまま逃げに入り6周目に突入!この時点で2位!!ヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ-

このままいけば勝てる!かなり追い込んでいて、体もフラフラですが、パワーもギリギリFTPを維持できていますし、あと2周踏ん張りやがれー!と、自分に激を飛ばします…がっ!

 

…まだだ、まだ終わらんよ!!

 

7周目中盤にある、平地の後の緩い上り坂で、赤い彗星キタ━━━y=-(゚∀゚)・∵.━━━ン!!!

それはもう、鮮やかに抜かれてしまいました。゚(。ノωヽ。)゚。

目の前を走る、Tさんのクライミングフォームが美しかったです…。

さらにタイミングの悪いことに(笑)ちょうど直前に私をパスしていた、AグループのK崎さんがTさんをいいペースで牽く形になり、どんどんTさんのペースが上がっていきます。

 

そのまま最後の激坂で、さらに差をつけられ、目視で500mほどの差になってしまいました。

しかし、まだ天は自分を見放していなかった(ΦωΦ)クワッ!!

ファイナルラップの8周目スタートライン直後、すぐ後ろからAグループの先頭集団に抜かれたので、この集団に食らいついて、Tさんに追いつこうと試みます!

…が、8周目前半の登坂で、千切れてしまいました。゚(。ノωヽ。)゚。

このままTさんが、このAグループ先頭集団に乗ったらもう挽回は不可能…(;゚д゚)

と思っていたのですが、TさんもAグループの集団には乗り切れなかったようでした(笑)

 

しかし、相変わらずK崎さんがTさんをずっと牽いているので、いいペースでどんどん引き離されていきます。

なんとか平地で力を振り絞って目視200m差まで詰め寄りますが、激坂前に刺せなかったため、そのままの間隔でゴール!

山内さんにハイタッチして、なんとか3位入賞でっす!!

あああ~〜〜2位まであとちょっとだったのにー!!!“o(>ω<)o”クヤシイー!!

 

レース中、Bグループ先頭集団にいた満Oさんの姿がぜんぜん見えなかったので、パンクか機材トラブルでDNFかなと思っていたら、Aグループ集団に乗って、鮮やかに独走トップでゴールされていたそうです(・∀・;)

 

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レースログはこんな感じでした。

2周目はラップボタンを押すのを忘れていて、200mぐらい短いタイムになっています。(3周目以降はEdge705がGPSで自動ラップしてくれてます)

だいたい毎周回全て、タイムを6分10秒台にキッチリおさめ、平均出力もいい感じでFTP(1時間出せる平均出力)でマネジメントできているので、自分単体の走りとしては、とても良かったと思います。


反省点は2つあり、1つは、やはり集団に食らいついていけなかった事。

今年はスプリント力を上げるトレーニングを行っていないので、強いパワーを瞬間的に10~20秒持続させる力が、昨年に比べて弱いと感じています。

この辺りが強化できれば、アタックをかけて後続を引き離したり、Aグループ集団を一時的に利用することも可能だったのではないかと、考えます。

2つめは、絶対的レース経験が不足しているので、レースマネジメントがぜんぜん出来ていないということ。

1周目から飛び出さなくても、Tさんや先頭集団の様子を見ながら動くことも考えられたはずですが、そこを考えずに、自分のペースだけを考えて走っているので、レースの流れも、知識や経験を通して身につけていかなければと、感じました。

 

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レース後は皆さんで談笑タイム(*^_^*)

私は目があまりよくないので、写真を撮ったときは気づかなかったのですが、

ほんとに皆さん、いい笑顔でお話されていらっしゃいました。

レースの時は皆さん超真剣勝負ですが、終わってから笑って語り合える仲は素晴らしいと感じました!

セカンドウインドさんから参加された方からも、「強い相手と練習できて良かった」と言って頂けて、嬉しかったです(^_^)

 

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レース終了時点で、9時ぐらい。これからお仕事のある方はここで解散です。

時間のある方は、このあと1時間ほどゆったり回復ライドを行い、各自解散となりました。

元気のある方は、さらに愛宕ヒルクライムに行かれたみたいです(^◇^;)

 

初のクラブレース参加でしたが、自分の力や問題点など、一人では気づくことができない課題がたくさん見えてきて、参加して良かったと感じました。

また、順位に関しても、やはり現時点では、クラブ内ではこの辺りだろうと思っていた位置そのものでしたので、今後も地道に練習して、いつかAグループで走ることができるよう精進せねば!と、強く思った今回のクラブレースでした(*^ー゜)