のりりん鹿児島

基本的に自転車トレーニングと覚え書きです(^-^;

2018年長島チャレンジ210

ロングライドを快適に走ることができる時期は今しかない!ということで、先週の日曜日は久しぶりに長島チャレンジ200に挑戦することにしました。

自宅から鹿児島県の北部にある長島まで往復するだけのコースで、距離的にちょうど200kmになります。

その間には、入来峠と紫尾峠という鹿児島県北部の大きい峠を2つ越えなければなりませんので、獲得標高もそこそこあり、行程としてはけっこうハードです(^_^;

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初めて走った時のログがガーミンコネクトに残ってました( ゚▽゚)/

日付を見ると、2011年8月28日に初めて走っているようで、この頃はMadone5.2PROとEdge705でした。

おおよそ10時間30分の走行時間で、休憩を入れると14時間かかっています。

たしか途中で山がショートカットできないかと、Edge705の地図を頼りに脇道にそれたら工事で通行止めだったり(ゆるキャンかよ)、深夜11時に地元で有名な心霊スポットでもある入来峠を命からがらに登り、やっとの思いで帰り着いた事を、今でも思い出します(笑)

こんな昔のログがクラウドサーバー上に残ってるというのも、すごい時代になったなあーとしみじみと思います(^_^;


そんなこんなで、今回はターマックSL6のロング性能を試しつつポジション出しを行い、ヘロヘロに疲労した時にどんな印象を受けるのかを検証しつつ、たいへん重要な脂肪燃焼と長距離トレーニングを兼ねてのサイクリングになります(^_-)-☆


朝6時40分に自宅を出発。
以前は入来峠を越えていたのですが、その横にある市比野温泉に抜ける裏道を走った方が、勾配が緩やかで起伏もあって走りやすいので、そちらのコースをゆるゆるな走りで抜けていきます。

前日の大雨は上がっているものの、北の方は黒い雲が厚く覆い被さり、ポツポツと雨を受ける時もありましたが、土砂降りになることはなく、無難に市比野のセブンイレブンに到着して、ぱくぱくと朝食。
いまひとつ気分が上がらないのは低気圧のせいなのかな?と思いつつ、川内川を横目に樋脇町を抜けて宮之城→紫尾峠へと進みます。
紫尾峠は途切れなくながーい登坂が続くので、練習も兼ねてFTP強度で登りました。
これでテンション上がるかなーと思ったのですが、それほど気持ちが上がらないままに、定之段のながーいゆるやかな下りをハイスピードで下って、出水市内から阿久根へと抜けます。

この辺りでやっと日が出てきて、スッキリと良い気分になりました.+゚ヽ(`・ω・´)ノ.+゚
やっぱり日光って大事ですね(^_^;

鹿児島県側と長島を繋ぐ”黒の瀬戸大橋”を渡り(ここは車道が狭いので自転車は注意ですよー)、久しぶりの長島上陸です゚ヽ(^◇^*)/ ワーイ


長島は左コースと右コースがあるのですが、私は往復地点を針尾公園にしているので、右コースへ進みます。
島の真ん中の道を抜ければ右コースから左コースに繋ぐこともできるのですが、長島はとにかくアップダウンだらけなので、正直なところ、初心者の方には気軽なサイクリングコースとしては過酷なのでお勧めできないです(´_`。)

右コースのアップダウンを懐かしく思いつつ走っていると、道路ワキにでかいオブジェが鎮座しているのが見えてきます。

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おおおお、思い…出した!(ワルブレ風に)これは、長島の各所に点在する謎のオブジェの1つではありませんか(・∀・)
それにしても、このでっかいパンダはすごい力作(^_^;
このオブジェ、何で出来ているのか以前から興味があったのですが、近づいて見て見ると…え!?こんな材料で出来ていたのかーーー!!と驚きでした(^◇^;)
長島にこのオブジェがいくつあるのかわかりませんが、全部コンプリートしてみるのも面白いかもしれませんね( ´ ▽ ` )

おそらく3年は訪れていないので、以前自販機でジュースを買って飲んだ小さいお店がなくなっていたり、少なからず変化がある長島でしたが、雰囲気はあまり変わらないなーと思いました。
地面が赤土で、大きな段段畑が広がり、高い山がないので、広々とした空と海を一望で見渡すことができ、鹿児島の南に点在する離島を感じさせてくれるのです。
地続き(実際は橋を渡ってるので長島も離島なんですが)で手軽にサイクリングに行ける場所でありながら、離島の雰囲気を味わえる長島が、個人的に好きです(*^_^*)

というわけで、そのまま針尾公園で景色を見たらすぐ帰ろうと思っていたのですが、最近有名になっているお食事処が気になっていたので、頑張って長島先端まで行ってきました。

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針尾公園から3kmほど先の漁港にある、長島大陸市場食堂です。

nagashimatairiku.com

以前は「鰤王」というお店だったそうなのですが、長島大陸市場食堂としてリニューアルオープンしたそうです。
漁連(JF)のお店で、東町漁協さんが経営されているようです。
Googleの口コミでも高評価が多く、期待して訪れたところ、やっぱりお客さんもとても多くて席はみっちりと満席(^_^;
13時ちょっと前に到着したのですが、私の前で4組待ちでした。
客層としては、家族連れやカップル、初老のご夫婦、モーターバイクでの集団ツーリングの方が多かったです。(単独で自転車で来てるの私だけか…(;一_一))
天気もいいので外のベンチでまったりとストレッチしていると、20分しないうちに呼ばれました。

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メニューはネットで把握していて、海鮮丼を食べるぞー!と心に決めていたので、速攻で海鮮丼(1200円)を注文。

鰤と鯛の刺身に、鰤の醤油漬け、タコが豪華に盛り付けられていて、食欲をそそります。量もけっこう多め(^_^;
そして写真の奥に写っているのが、鰤のあら煮、その横には鰤汁と漬物もついてきます。
てっきり海鮮丼だけかと思っていたので、あら炊きと鰤汁までつくなんて豪華だなーと思いつついただきまーす.+゚ヽ(`・ω・´)ノ.+゚
テーブルには鹿児島の甘い醤油が置いてありますので、少しだけ鰤の刺身にかけて食べると、ウホッ…これはいい鰤…。
そういえば、ここ数年スーパーのお刺身ばかりで、ちゃんとしたお店でお魚食べたことなかったなあと、自分の食生活を反省することしきりでした(^_^;
やっぱり漁港直営のお店で食べる新鮮なお魚は、本当に美味しいです。

そして鰤のあら煮を食べると、おおおーー、こりゃまた味付けが絶妙!!!
鰤の風味を生かしつつ、醤油の甘い味とタレがあら煮の美味さを引き立てます。
そして、鰤といえば脂が強いというイメージがあるのですが、このあら煮は脂が本当に美味い!
お皿の底に広がっている脂が、あら煮にちょうどうまく絡み合って、身の滑らかさと味の厚みがさらに増していくのです。
しかもこのあら煮、なんと骨までも食べることができます。
最初は、何かクタッとした食感のものが混ざっているなあと思っていたら、実は柔らかく煮込んだ骨がそのまま食べられることに気づきましたΣ(・∀・;)
この煮込まれて柔らかくなった骨にもタレの味が染みこんでいて、なおかつ身と違う食感と香ばしさがあるので、食べていて良いアクセントになり、いくら食べても飽きない感じです。
今まで鹿児島で魚を食べてきた中でも、このあら煮は本当にすげー!と唸るほどの美味しさでした(^^)v

そんなこんなで、海鮮丼もあら煮も鰤汁も残さず全て完食(*^_^*)
1200円でこれだけの海鮮丼を食べることができるとは、やっぱ鹿児島っていいとこだなーと思いつつ、レジにて支払いを済ませると、記念にと言われ、お箸を頂きました。

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出世箸と書いてありますが、そういえば鰤って出世魚だった事を思い出しました。
鹿児島のソルトルアー系の釣り仲間内では、ヤズ→ハマチ→ブリの3種類だったように覚えています。
折角頂いたので、大事にバックポケットに入れて落とさないように持ち帰りました(^_^;
100km走ってきたという空腹感もあると思うのですが、それを含めてここに食べに来るのを目的にするのもいいトレーニングになりそうです(笑)
鹿児島からも、熊本からも、天草からも行きづらい場所にあるこの食堂ですが、機会がありましたらぜひ行ってみて下さい( ´ ▽ ` )ノ

f:id:k_ushiyama:20180423224949j:plainそして、いつもの針尾公園で変わらぬ風景を見て帰宅です。
鹿児島よかとこ100選という本で知った針尾公園ですが、7年前は日曜日に3時間昼寝していても誰もこない隠れスポットでした。
数年前に公園が少し綺麗に整備されたせいか、訪れる方がかなり多くなったと思います。

www.nga.gr.jpそれでも、昔と変わらない景色を眺めながら、いつになるかは気分次第ですが、またここの景色を見に来ようと思いつつ、帰宅の途につきました。
結局家に帰り着いたのはとっぷり暗くなった19時でしたが、8年前のように日をまたがずに帰宅できるようになったのは、成長したということなのかもしれません(^_^;
2018長島チャレンジ210:合計距離216km 走行時間だいたい9時間ぐらい(176kmでサイコンバッテリー切れ) TSS390ぐらい 仕事量4200kjぐらい 獲得標高2400m ダイエット効果ほぼゼロ(食べ過ぎ)