2日目(5月4日)は、延岡市のホテルから、山あいのルートを通り、大分県の臼杵にあるフェリー乗り場を目指します。
ここでちょっと不安な点がひとつ。ルート上にある臼津バイパス(県道217号線)が、自動車専用道路かもしれない…と思い、ホテルのフロントの方にも聞いてみたのですが、今ひとつはっきりしません。
とりあえず行ってみて、自転車がだめだったら旧217号線の峠道へ迂回すればいいやと思い、ちょっと早めにホテルを出ることにしました。
3時に起きてシャワーでさっぱりした後、早朝4時にホテルをチェックアウト。
ビジネスホテルは、だいたい24時間体制でフロントが開いているので、早朝チェックアウトができて助かります。
とはいえ、やはり4時チェックアウトは早すぎたようで、
「い、今の時間からお出かけですか!?」
「いえ、チェックアウトです」
と、フロントのおじいちゃんにびっくりされてしまいました(^-^;
延岡駅前のセブンイレブンで朝食を補給して、暗闇の国道10号線を北上していきます。
日が昇る前は肌寒いぐらいで、ウインドブレーカーのかわりにレインコートを着て走りました。
延岡市役所をすぎたあたりで、326号と10号線に分かれます。
どちらも山間の川沿いを抜けるルートなのですが、最短距離で行こうと思い、10号線を登っていく方向に走ります。(車の方は326号を抜ける方が多いそうです)
連休中日の早朝ということもあり、車やトラックも少なく、スムーズに佐伯IC近くまで到着しました。
この日の前半ルートはこんな感じです。
ルートラボでは、それほどアップダウンもないなあ…と思っていたのですが、獲得標高1000mを超えていました(笑)
心配していた臼津バイパスも、自転車で通ることができて一安心です。
ここは、臼津バイパスにある、1600mほどある新臼津トンネルですが、トンネル内の車道は狭く、かなり暗いので、自転車で通るときには気をつかいます。
この長いトンネルを抜けると、臼杵市はもうすぐそこです(^_-)-☆
車の少ない臼杵市内をざーっと抜けて、臼杵フェリーターミナルに9時到着!
予約していたフェリーが11時35分だったので、時間が有り余ってしまいました(´Д`;)
フェリーターミナルについてから気づいたのですが、臼杵〜八幡浜のフェリーは2社あるようで、もう1社の宇和島運輸フェリーさんだと、8時50分の便があったようです。
あと30分早くついていれば、そっちに乗れたのになあ…と思いつつ、フェリーターミナルの売店で、手作りの幕の内弁当を購入して、その場で食べました。(売店横にイートイン用のテーブルがあります)
弁当をがっついていると、売店のおばちゃんから、「ほら、おにいさん、スープも飲みなさい」と、暖かいスープを頂きました。
4時間走ってきた体には、暖かい塩分の効いたスープが有り難かったです( ´ ▽ ` )
そんなこんなで、定刻通りに、八幡浜行きの九四オレンジフェリーが到着しました。
ゴールデンウイークらしく、バイクツーリングの方がとても多かったです。
というか、自転車は私1人だけでした(笑)
フェリー代金は2等客室2250円+自転車700円=2950円でした。(ネット予約すると5%割引になります)
フェリーの船底部分は、全てが車両格納庫になっており、まるで航空母艦のようです。
桜島フェリーや垂水フェリーと同じく、自転車は端っこの隙間に縛られる形になりますが、お兄さんが気を遣ってくれて、シートポストを軽く結わえるようにしてくれました(^_-)-☆
船内の写真を撮るのを忘れたのですが、客室はまるで豪華客船のように綺麗で、車両デッキから客室までは、なんとエスカレーターが装備されています(;´д`)ゞ
いつも桜島フェリーの急勾配の階段を、滑りやすいクリートシューズで上っている鹿児島人としては、羨ましいぐらいの豪華さでした(笑)
ここから八幡浜までは、2時間20分の船旅になります。
2等客室は、いわゆる雑魚寝スペースと、ゆったりした椅子座席が用意されており、自由にどちらでも利用することができます。
ドライバー用のシャワー室や軽食も完備されており、乗船中にリフレッシュできるよう、いろいろと配慮されています。
大きい船で、ゆっくりと船旅するのもいいものだなーと思いました。
乗船後は、軽食スペースでぜいたく肉うどん(600円)を食べ、雑魚寝スペースで、2時間がっつり睡眠をとった私でした(^◇^;)
距離: 86.35 km タイム: 4:05:19 平均スピード: 21.1 km/h 獲得標高: 1000 m カロリー: 1,859kcal