そんなこんなで、2022シーズンはセレクシオン南九州からVC福岡エリートに移籍いたします。
自転車乗りの特性上、チームを移籍すると謎の噂ばかりが先行してしまいますので、公式Webサイトにも名前が載りましたので、このタイミングで、移籍に至った経緯を書いておきます。
一つ目は、もう競技を続けられる時間が残されていないということです。
年齢的にも50まであと2年となりましたし、仕事上の立場としても、趣味に時間を割くことが難しくなってきた感があります。
4年前のおきなわが終わった時、それまでは若い方のサポートをする役割を選び、自分のことは二の次になっていましたが、その時から3年間は自分の目標のためだけに走ろうと思いたち、朝練を継続し、1年目の終盤にはそこそこのリザルトが残せるようになってきていましたが、コロナの影響で主要レースが2年間全て中止になりました。
今まで来年がある、また来年があると、自分に言い訳をしてはレース中に脚をゆるめて集団を見送ってきましたが、もう残り1年ぐらいが本当のリミットかなと思い(現状を鑑みるとそれも正直難しいような気もしてますが)、競技キャリアの最後に、VC福岡さんでどれだけやれるか頑張ってみようと考えました。
二つ目は、JBCFのレースにやりきってない感(未練)があるということです。
セレクシオンに入った当初は、まさか自分がJBCFを走ることはないだろうと思っていましたが、加入2年目に試しにきらら浜や大分に出てみて、こんな競技に真髄に向き合ってる方ばかりが走るレースがあるんだな…と思い、JBCFでどこまでやれるのか?ということを考えるようになりました。
しかし、1人で鹿児島からJBCFの各地レースに行こうとしても、アテンダント資格が必要だったり(取得した直後にコロナ禍に見舞われるタイミングの悪さ)、レース会場で段取りや要領の悪い私が、遠方から移動したうえ、チーム代表として事前ミーティングに出たり、レースの準備をしたりという並行処理に見舞われると、レース本番に集中できないことが多々ありました。
VC福岡さんでしたら、主要なJBCFレースには参加されていらっしゃいますし、よりレースに集中できる環境で競技ができるのではないか、と考えました。
またホビーレースでもJBCFのエリートでも言えることですが、50代になると競技力の極端な低下が否めず、リザルトを精査しても20〜40代前半の方と競り合うのは、オーベストの西谷さんのような一部のトップレベルの方でない限りは、難しいと考えています。
なので、JBCFのエリートで走ることができるのは、残り1〜2年ではないかと考えました。
三つ目は、練習環境を変えたいということがありました。
鹿児島は50代でも強い選手がたいへん多いのですが、競技人口も少ないため、どうしても同じ方と走ることになりますが、やはり走り方も気持ちでもマンネリ化してしまいます。
コロナ禍になる前、スマートコーチングさんやオムベロコーチングさんや奈須さんの合宿に参加したり、VC福岡さんのおきなわ直前対策練に参加していたのも、普段と違う人と走って刺激を入れたいというのが主要の目的でした。
しかし現在のコロナ禍では、ほぼそういった合宿や練習会は開催されず、なかなか機会がないというのが現状です。
そういった意味で、時間的体力的に無理をしてでも、福岡周辺でレベルの高い方と練習したいと考えるようになりました。
すでに12月に、1回目のVC福岡エリートさんの練習会に参加させて頂きましたが、LSDながらもローテーションのタイトさ、ペースの速さなど、やはりE1で一線を走っている方は走り方が全然違うと、衝撃を受けました(´・ω:;.:...
これは真面目に冬トレと冬トレ後の減量をしっかりやらないと、シーズンに入ったら間違いなく置いて行かれるという危機感を覚えました(ーー;)
そんなこんなで、移籍に至った経緯は簡単に書きますと、以上の3つとなります。
人生最後のキャリアの年になるかもしれませんが、2022シーズンを頑張っていきます( ´ ▽ ` )ノ