のりりん鹿児島

基本的に自転車トレーニングと覚え書きです(^-^;

福岡県チャレンジ・ザ・バンクに挑戦の巻

JBCFおおいたロードレースの時に、SSPCさんから10月25日に福岡でチャレバンがあるので参加しませんか?というお誘いを頂きましたので、「もしかしたらトラックの面白さが今ひとつわからないのは、記録会に出たことがないかもしれない」という考えもありましたので、この機会に参加することにしました。

土曜日の仕事が終わってから、夜の九州道をひた走り、3時間半で久留米のホテルに到着。

夜の高速を一人で運転していると、ふとこのまま何もかも投げ出してどっか行きたくなるのは何故なんでしょうね(^^;;
それにしても、鹿児島市内からだとどこのバンクも遠いという事も、トラック競技に本腰を入れることができない要因かもです。

鹿児島根占自転車競技場→高速+下道で2時間半

宮崎自転車競技場→高速+下道で2時間半(実は鹿児島のバンクに行くのと変わらない)
熊本競輪場→かなり昔に行ったのでうろ覚えですが、だいたい3時間ぐらい?
久留米競輪場→3時間半、しかし久留米ICからすぐの場所にあるのがありがたい

北九州メディアドーム→新幹線で行けば2時間程度+駅からの移動がプラスα…?
という感じで、結局はどこに行くにも片道2時間半は必ずかかるのです( ´△`)

f:id:k_ushiyama:20201025113512j:plain

というわけでやってきました、人生初、久留米競輪場.+゚ヽ(`・ω・´)ノ.+゚

しかし車券を買うわけではなく、いきなり競技場を走る側というのがなかなかの違和感です(^^;;

f:id:k_ushiyama:20201025084828j:plain

9時開会式ということで、8時半に到着すると、もう待機場所は学生さんでいっぱいΣ(・∀・;)

高校生だけでなく、小学生や中学生の選手もたくさん居られます。
そして、エントリーリストを見るとロードと同じく20後半〜30前半の年齢層は少なく、大人はほとんどオーバー40です(なんと67歳の現役選手も…)
これ何か法則でもあるのかなーと、どうでもいいことを考えてしまいました(^^;;

f:id:k_ushiyama:20201025094508j:plain

ロードレースの会場の空気は慣れたものですが、記録会はまた違った緊張感があると感じました。
例えるとロードレースはレクリエーション的な雰囲気がありますが、記録会はやっぱり格式を備えた競技、という意識が強いと感じました。
”レース”ではなく”試合”という感じです。

f:id:k_ushiyama:20201025103221j:plain

個人競技は2種目までエントリー可能ということで、今回は200mスプリントと1000mTTを選択しました。(写真は6kmスクラッチです)
午前に200mスプリント予選、午後に200mスプリント決勝と1000kmTTがありますが、200mの決勝にはまず進めないと思うので、記録会という場でどれだけ本気でタイムが出せるのかを計測して頂くのが狙いです。
準備をしてバンク入り口に下りていくと、コダマさんが居られたのでもちろん参加だろうなあ…と思っていたら、今日は審判とのこと。
記録会に出るのは初めてだったので、ルールやマナーなどいろいろと教えて頂き、たいへん助かりました、ありがとうございました<(_ _)>

そんなこんなで、午前の200mスプリントは18番手。
アサイチの試走では、祐誠高等学校の集団の後ろに偶然ついてアップができましたので、良い感じでバンク慣れすることができました。
身体の動きも脚の調子もかなりベストで、これは先週の宮崎バンクよりも走れそうだという感覚がありました。
コダマさんに200mの基本的な走り方もレクチャーして頂き、ぶっつけ本番で実践してみたのですが、2コーナーかけ下ろしから直線への下り方が直線的すぎて、うまく傾斜を使えずにズブズブ(;´д`)トホホ…
おまけに1発のタイム計測となると、普段より上半身が力んでしまってガチガチになってしまい、普通に走るよりタイムが落ちているような気がします。
結果は、48x14T=3.42のギア比で、13秒65という先週の宮崎バンクのタイムと0.10秒しか変わらない( ̄□( ̄□( ̄□ ̄;)!!ガーンガーンガーン………
全体の記録を見せて頂くと、ほとんどの方が11秒台を出している中、13秒台後半はビリと同じでした。゚(。ノωヽ。)゚。

f:id:k_ushiyama:20201025110044j:plain

200mが終わった後に、ケイリン予選が3試合あったので、観戦席から本物さながらに観ることができました。
パソコンの動画で競輪の中継を見ても今ひとつわかりにくいのですが、やっぱりリアルで見ると実際の走行音やリアルな動きや空気感を感じることができて、「あ、ここでかかるな」とか「これは捲られるな」という流れが掴みやすくて面白いと感じました。
ネット配信全盛の時代ですが、やっぱりリアルで見るのがいちばん良いですね(^^)
今まで競輪のどこが面白いのか理解できなかったのですが、この3レースをリアルで見ることで、ちょっと競輪の面白さがわかったような気がします。

そんでもってお昼休みを挟んで、女子500mTTの後に本番の1000mTTに挑戦です。
前回の宮崎バンクで測ったタイムが1分22秒だったので、20秒は切りたいところ。
並びは8番手で、7番手の方と並んで時間差スタートです。
しかしスタート直後の加速で力みすぎて、クリートがバチーンと外れてしまってあえなく撃沈。゚(。ノωヽ。)゚。
ロードでは最弱テンションで今まで一度も外れたことがなかったので、トラックはストラップで縛る理由がわかったような気がしました(´-ω-`)
「やり直しされてもいいですよ」ということで、皆さん終了してから最後に再スタートしました。
今回はクリートが外れないように慎重に…と思ったのですが、またもタイム計測しているという意識が強すぎて、200mに続いて上半身の動きがガチガチ(´;ω;`)
1周半過ぎてから臀筋にくる負荷でどんどんケツの痛みが強くなり、あーこんなに臀筋が辛くなることはなかなかないねぇ…と思いつつ、またもズブズブでフィニッシュしてみると、タイムは1分23秒06と、先週の絶不調宮崎バンクのタイムよりも1秒も落ちてました( ´△`)
結果的に、一発のタイムトライアルとしては、200mも1000mもガチガチでまともに走れなかったという感じでしたが、前回の宮崎バンクでの計測とタイムがほぼ変わらないところをみると、この辺りが現時点での私の実力なのだと思います。

f:id:k_ushiyama:20201025131256j:plain

1000mTTの後は、ケイリンの決勝、200mスプリント3・4位決定戦と優勝決定戦が行われ、九州トップレベルのトラックレーサーの皆さんの本気走りを間近で見ることができ、また、審判をされているコダマさんがすぐ横で「あの位置にいるのはこう走れないように牽制している」「あれはもうちょっと押し上げたほうがいい」などなど、リアルに状況を解説して下さったので、YoutubeUCI世界戦を見ていて疑問に思っていたことなども少しだけ理解でき、久留米のチャレバンに参加することで、たいへん良い勉強になりましたヽ(=´▽`=)ノ
そんなこんなで初めての記録会への参加でしたが、たくさんの方からアドバイスを頂いて、タイムは出ませんでしたがトラック競技に対して理解が深まり、鹿児島から頑張って参加した意義があったと感じました。
開催して下さった、福岡県自転車競技連盟の皆様に感謝いたします<(_ _)>
次回は来年5月開催予定ということで、その頃にはもう少し勝負できるタイムが出せるように頑張りたいと思います( ´ ▽ ` )ノ