今日のJBCFおおいたE2/E3ロードレースで、2020シーズンのレース終了となりました。
ニセコも乗鞍もおきなわも開催されないシーズンとなりましたが、最後にJBCFのきらら浜とおおいたが開催され、参加することもでき、今年は何もレースが無かった…という年にならなかったことは良かったです。
ここ数年は、3月の九チャレでシーズンインして、バタバタとレースや練習会などで嵐のように11月のおきなわまでが過ぎ去っていっておりましたが、今年はコロナの影響でほとんどのレースが中止になった事もあり、冷静に現状を考える時間があったように思えます。
今日開催された、JBCF E3のレースに参加して思ったことは、JBCFは普通のサイクリストがイベント的にレースに出ているわけではなく、その中でも「レースをガチでやりたい」という目的の人がメインだと思います。
その中で、昇格という枠はレースに勝つ、ということだけが条件なわけですが、そうなるとやはり、才能があって謙虚に努力を続ける選手が、常にその位置に躍り出ることになります。
ということは、私のように年齢がアラフィフで、特に才能があるわけでもない人間が、そんな弱肉強食のE3から上がれるのか?というと可能性は限りなくゼロに近いです。
そうなると、勝つことが全てのレースで、やっている意味はあるのだろうか…という考えに至ります。
以前どなたかに、ロードレースは勝者の枠はどんなに参加人数が多くても、たった1人であり、いくら頑張っても勝てなくて、嫌になってやめていく人はいる、という話を聞いたことを思い出しました。
今まではレースの集団になんとかついて行けるだけでも楽しいと思っていましたが、最終的な目的はその何十人、何百人分の1になることなのですね。
そこに至るまでの、過程のイメージを描くことができない。
最終的に自分自身が「こうありたい」というイメージが持てないので、そこに至るまでの過程も考えることができない、ということなのかもしれません。
この流れで、もうやめようというわけではないのですが、今まではレースに出られているだけで楽しいと思えていたところから、レースで勝つためにはどうしていけば良いのか?ということを考えなければならない時期になってきているのかなーと思った、今シーズン終了時のまとめでした。