のりりん鹿児島

基本的に自転車トレーニングと覚え書きです(^-^;

2018西都原エンデューロ3時間耐久に参加しました。

昨年まで毎年のように出張と重なり、興味はありながら今まで参加できなかった西都原(さいとばる)エンデューロですが、今年は奇跡的に日程がかぶっていなかったので、アーリーでエントリーしました。

西都原エンデューロ4時間耐久

昨年の第5回大会までは、ソロは4時間30分、チームは4時間の耐久レースだったのですが、今年からソロもチームも揃って3時間耐久レースに変更になりました。

よって、昨年のリザルトよりもアベレージが上がるだろうと予測していました。

自分のレース優先度としてはCカテゴリとし、冬場の練習の仕上がり具合を確認することと、いろいろなレベルの選手の中で、集団走を経験する事がレースの主目的になります。

ですので、目標としては、先頭集団の中でフィニッシュできれば、と考えていました。

f:id:k_ushiyama:20180121223059j:plain

鹿児島市内を朝4時に出発し、6時半に西都原ガイダンスセンターこのはな館に到着。

5時半から駐車場開場なのですが、すでに手前の駐車場は満車状態で、奥の奥のスペースに駐車しました。
コース脇の駐車場(この日はチーム参加者の待機場として使われてます)では、チームエンデューロのテントがたくさん並んでいて、冬場ながら楽しいイベントの雰囲気が出ていました。

到着後すぐに受け付けをすませ、このコースは初見だったので、軽めに2周ほど試走しました。
平坦基調と聞いていたのですが、途中にある短い登坂が、思ったよりもキツイ( ´・_・`)

ディスクホイール禁止と書いてあったので、よっぽどな高速コースかと思い、11-23Tのカセットを装備してきた事を後悔しました( ´_ゝ`)
そして、おきなわ後から一度も実走していなかったので(またかよ)、今日の気温ならば、どのぐらいまで薄着で耐えられるかの調査も兼ねての試走です。

f:id:k_ushiyama:20180124221729j:plain

以前参加された方から、朝の気温は氷点下ですよ!と言われていたのですが、今年は運良く温暖な時期に当たり、クラフトのインナー、春秋用の長袖ジャージと、裏起毛ビブタイツ、厚手のシューズカバーで私はちょうどいい感じでした。


試走後に軽めにストレッチをしてゼッケンを取り付けたりしていると、あっという間に整列時間の8時30分になってしまったので、うさぎさんの看板がある列に並びました。
西都原エンデューロは、ファンライド的に楽しむかめさんチームと、ガチなレースをしたいうさぎさんチームで、スタートの並びが分けられますので、初心者の方も臆することなく参加できるのでは、と思います。


スタート位置は、先頭から20列目ぐらい?1周目はパレードスタートなのですが、このパーレドで遅れるときついだろうなと思いつつ、9時に号砲が鳴ってスタート!
1周目のパレードで熱い位置取りが繰り広げられるかと思ったのですが、長丁場のレースのためか、意外と普通にパレードは終了。
2週目のアクチュアルスタート後は、思っていたよりも速度が上がり、太めながら全体が棒状になっていき、途中で中切れしたところからあっさり分断されてしまいました。

やっぱり一気に前に上がらないとだめですね(´_`。)

その後は20人程度の第2集団がちょうどいいペースで形成されたので、その集団に乗って周回を重ねます。
久しぶりの集団走もしばらくして慣れてきたものの、やはり自分の思った所に位置する事が、うまくできないなーと感じました。
集団内の流れを見れば良いのかもしれませんが、いっぱいいっぱいで走っていると視野も狭くなり、全体を見通す余裕がなくなってしまいます。

何度経験を重ねても、いまだ慣れない部分です。


第2集団は脚が揃っているのか、たいへん安定していて、第1集団には追いつかないけれども、このまま周回を重ねることができれば、第1集団の1周落ちぐらいでフィニッシュできるのでは…と思っていたのですが、ここでアクシデントが発生。

コース脇のマーシャルが赤旗を振っており、落車が発生していました。
救急車が入るので、スタートの位置で全員がストップとなりました。

10分後にレースが再開され、ここで一気に前に行ければ第1集団に乗れるかも、と思ったのですが、やはり第1集団の速度は速く、うまく乗れずに単独で走っていたところ、第2集団が形成されて、最初とほとんど同じ方々と周回を重ねる形になりました。

そんなこんなで周回を重ねるうちに、第1集団がラップし、第2集団と混走になった時に、集団の継ぎ目がわからなくなってしまい、いつのまにか第1集団に乗っていました。
しかしやはり第1集団は速度が速く、ぶら下がるだけでも精一杯でした。

コーナーの立ち上がりや、短い登坂を登る速度も第2集団と全く違うレベルでした。

2周はついていけたものの、そこであえなく千切れてしまい、また単独走になってしまいました。


その時点で、まったり走って後ろの第2集団を待てば良かったのですが、周辺にも大きい集団はなかったので、しばらくの間、単独でTTをやらかしてしまいました。

第1集団で使った脚と、単独TTで使った脚で大きく疲労してしまい、後ろから来た第2集団に追いつかれた後も、第2集団についていく脚が残っていませんでした。

ここは第1から千切れた時点で流して走って、第2で踏ん張ったほうが良かったかなと反省でした。

この時点で2時間10分ほど経過しており、集団としては第1と第2以外は大きい集団が形成されなかった事もあり、あとは単独で周回を重ねて終了となりました。

 

■西都原3耐2018 2時間50分12秒(途中で10分ほど中断) 101.03km 35.7/56.2km/h 97/127rpm 163/183bpm 200/710w NP229w L49:R51 Pe37.7% TSS313 IF1.05 II102% 9.5℃
■リザルト 3:01:53.071 27周回 102.6km 全体65位/ソロ227人中(29%の位置)
年代別41-60歳17位/93人中(18%の位置)

表彰について | 西都原エンデューロ

先頭集団は30周、第2が29-28周という感じでしたので、しっかりスタミナを向上させればエンデューロも楽しめるかなと、手応えを感じることができました。

全体的には、さまざまなレベルの集団走の中で、ケガなく終えることができ、冬場の練習がどこまで仕上がってきているのかも確認できましたので、結果的には有意義なレースとなりました。

 

初めて参加した西都原エンデューロですが、第6回ということもあり、運営もたいへんスムーズでしたし、落車時の対応など、コースの安全管理も良かったと感じました。

のどかな畑の風景や、広々とした古墳群の周辺を走ることができる、平坦基調のコースも気持ちいいです。

寒い冬場の耐久レースではありますが、普段あまりレースに出ない方も、エンデューロはマイペースで走ることができますので、チームを組んでレクレーションとして参加されたり、暖かい天気であれば、家族の方とピクニックがてら参加されても、楽しいのではないかなーと思います。

また来年も出張とかぶらなかった時は、参加したいイベントです( ´ ▽ ` )ノ