おおいたサイクルエンデューロ4時間耐久に参加しました
11月23日は、鹿児島一大サイクリングイベント、ツールドおおすみの日だったのですが、同日大分市にて、おおいたサイクルエンデューロ4時間耐久が開催されるということで、茶輪子練の皆さんと一緒に、全員ソロで参加しました。
鹿児島市内を深夜3時に出発し、朝8時に大分スポーツ公園に到着。
参加メンバーは、小泉くん、桑畑さん、N島くん、川原さん、U元さん、武山さん、私の合計7名です。
コース全体はこんな感じで、公園内の舗装路を区切り、1周4kmのコースがつくられています。
コースプロフィールを見た感じですと、高低差がほとんどない平地に見えますが、実はそれが罠だったということを、レース中に知ることとなりました。
8時30分にエントリーが開始され、競技開始は10:00になります。
開会式までは自由にコースが試走できますので、皆さん思い思いにアップやコース確認を行っていました。
私はパイオニアペダリングモニター(のサイコン部分のみ)を、レース実戦初投入。
ラップ等はEdge705に表示させ、スピードとケイデンス、経過時間をペダリングモニターに表示させ、使用感をテストしようという算段です。
9:45からスタートライン上で開会式が始まり、直後にスタートとなります。
DeerMagLeevの皆さんは気合いが入っており、前方から2列目をゲットしておりました。
私の隣に並んでいたN島くんは、今回が初レースのため、緊張してガチガチになっていたので、少しでも緊張を解いて貰えるよう、声がけするように努めました(;´▽`A``
そして10:00に号砲が鳴り、スタートです!
序盤は少し様子見ペース…なはずはなく、いきなり全開でのスプリントスタートです(@Д@;
集団とDeerMagLeevジャージに食らいついていくように走っているのですが、レース経験が浅いためか、ガンガンかぶせられ、後方に追いやられていきます。
これはやばいと察知したのか、チャンプ川原さんがダッシュで先頭集団に向かいます。
コースはあらゆるところに、狭めのタイトな部分が設置されており、集団が大きくならないようなレイアウトになっています。
ですので、集団の後方にいるほど、加減速幅が大きくなり、不利になります。
コースは、大分銀行ドーム周辺を周回するようになっています。
ドームの全体を広角レンズで見ると、何かの宇宙基地のようです。
この辺りの路面は砂利になっており、落車の恐怖と闘いながらの走行となります。
とはいえ、落車していた選手は、一度も見かけませんでした。
ドーム横を抜けると、このコース最大の登坂が待ち受けています。
おおよそ最大7%程度ですが、周回してきた足にはかなり堪えます。
ここもなんとか集団内に残ってクリア。
去年の私でしたら、間違いなくここで切れていました。
登坂の先に待ち受けるのは、もう1つのゆるやかな登りと、180°ターン。
まるでクリテリウムのようなコースです。
ちなみにここのクリッピングポイントには、マンホールのフタがあるので、天候が悪い時には注意が必要です。
その後は短く下って、またも180°ターン。
しかも、ターンの直後は、下った分3%程度の登りになりますので、立ち上がりで大きいパワーが求められます。
道路もパイロンで狭くなるよう区切られており、集団を細くして減速させることで、落車が起こりにくいコースレイアウトになっています。
このコースをつくった方は、よく考えてレイアウトされているなあ…と感心しながら走り続けます。
計測ライン直前のピットレーン付近は、これまたスピードがガクッと落ちるようなシケインになっています。
コースプロフィールではゆるやかな平地に見えますが、アップダウンも激しく、タイトターンが至る所に設置されているので、一定のペースで走ることができず、常にインターバル的な負荷のかかるコースになっています。
これらは、コースの高低差からは読むことができず、みんな面食らっていました(;><)
コースを設計した主催者の方の思惑通り…といったところでしょうか(^-^;
またもざっくり編集で申し訳ないのですが、スタート1周目のみを動画編集してみました。
レース中は、パワーも心拍も表示させずに走っていたのですが、後から動画で確認してみると、スタート直後に700W弱でスプリントスタートし、平地で300Wで踏んでたり、登坂で500~650Wの数字がびょんびょん跳ねるので、表示させてなくて良かったなと思いました(;・∀・)
それにしても、1周目からのふるい落としがとにかく凄まじかったです。
結局2周目で切れてしまいましたが、1周目に集団のハイペースについていくことができたという事だけでも、今シーズンの成長が確認できて、意味のあるレース内容でした。
この後の私の展開としては、前半のパワーが維持できたのは、1時間半まで。
最初に四頭筋が攣り、ハムストが攣り、腸腰筋と大臀筋が痛みだし、2時間40分ほどで下半身の筋肉全て終了のお知らせが…。
この時一瞬リタイヤが頭をよぎりましたが、なんとか気力で走り続けました。
しかし、3時間過ぎた辺りで、右カカトの痛みに我慢できなくなり、緊急ピットインしてシューズをS-WORKSから、シマノSH-R315にチェンジ。
ここで9分ぐらいロスしてしまいましたが、シマノシューズに交換してからはカカトの痛みもなくなり、ラスト1時間をなんとか走りきることができました。
4時間走った結果は、
総合66/159位(41%の位置) ソロ部門別34/78位(44%の位置)
合計4:02:38 115.3km 29LAP 176/890W 161/187bpm 82rpm av29.3km/h
ということで、惨敗でした(;´д`)トホホ…
茶輪子練からは、桑畑さんがソロ17位、川原さんがソロ19位、初レースの中島くんがソロ24位と、初レースの中島くんがかなり検討していました(^▽^)/
U元さん、小泉くんは故障部分の痛みでDNF、T山さんも序盤のハイペースによる足攣りでDNFでした。
今回のレースは、オフシーズンのイベント的なものかと思っていましたが、とてもハードな、本気モードのレースでした。
3月には8時間耐久もあるそうですが、これはさすがにチームでないときついかなーと思います(^-^;
今回の参加で、コースレイアウトや機材選択など、いろいろと経験できた部分も多かったので、機会があれば、またチームで参加したいと思いました。
コースはとても面白くできており、参加された皆さんは、コースはきついけど、運営はとても良かったとおっしゃっていました。
4時間ソロはかなりきついですが、チームでの参加も盛り上がると思いますので、近郊の方は、ぜひ参加されてみて下さい(^▽^)/