のりりん鹿児島

基本的に自転車トレーニングと覚え書きです(^-^;

第23回英彦山サイクルタイムトライアルに参加しました

日曜日は、福岡県の添田町で行われた、英彦山サイクルタイムトライアルに初参加しました。

土曜日の仕事が終わってから、車に荷物を詰め込んで夜8時就寝、深夜0時40分出発です(^_^;)

深夜の高速道路をまったりと燃費効率優先ペースでひた走り、朝4時50分に添田公園に到着。

ですが、まだ駐車場が開いておらず、朝5時半に駐車場会場となりました。

次に行く時は、夜中1時半ぐらいに出ればちょうどいいかな?とφ(..)メモメモ

 

受付は6時40分からになりますので、それまでに自転車を出して準備を始めます。

Edge705の電源を入れて、決戦用パワータップの認証と校正を行っていたら、

「パワー計測器の電池がなくなりました、充電が必要です」の表示が…(゜◇゜)ガーン

5月のオートポリスの後に交換して、レースの時しか使用していないのに、電池切れるの早すぎです…(´_`。)

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しかし、こんな事もあろうかと、ちゃんと電池交換工具を持ってきていました(笑)

近くのセブンイレブンで、PBの電池(250円)を購入して、事なきを得ました( ´ ▽ ` )ノ

どこでも手に入るCR2032だと、こういう時ありがたいですね(^_-)-☆

 

6時40分に受付を完了。開会式が9時からですので、だいたい2時間ぐらい余裕があります。

かなり時間を持てあまし気味で、やる事もないので、クリフバーを食べながら、ずっと3本ローラーをへろへろと漕いでいました(・∀・)

どちらにしろ走るならば、涼しい時間帯のほうが良いので、あと1時間早く開始して頂けるといいのになーと思ってみたりしました。

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そしていよいよ9時から開会式です。

開会式もざっくり15分程度で終わり、その後はすぐスタート地点の添田小学校に移動になります。

ですので、アップは開会式前までに完了しておかなければなりません。

男子Bの2グループは、出走が9時50分からでしたので、あとちょっとアップする余裕があるかなと思っていましたが、それは甘かったです(^-^;

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バタバタとローラー等を片付けて、会場から自転車で1分ほどの、添田小学校の校庭に向かいます。

それにしてもすごい参加者の数です(@Д@;

後からリザルトで確認したところ、出走→完走は428名だったようです。

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片付けで出遅れたため、位置取りはかなり後方です(^-^;

タイムはネットタイムになりますが、スタートの位置取りは先着順になります。

前に行きたい方は、開会式終了後、早めに移動されるのが良いかもしれませんね。

英彦山のコースはこんな感じです。

距離15.3km 最大標高差698m 平均斜度4.5%です。

平均斜度が低いように見えますが、コースラスト4kmぐらいは平均9%の激坂になっています。

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試走はしていないので、ルートラボの高低表だけを参考に、コースを4分割してとらえることにしました。

目標平均ワットは、235W~240W。乗鞍と同じぐらいです。

この平均ワットが達成できれば、50分を切って49分台のタイムが出ると、計算していました。

ちなみに、普段の2割増しのパワーで走ることができれば、43分のタイムが出るはずです(笑)

作戦としては、序盤をオーバーペース気味で走って、ラスト4kmをその場のコンディションにまかせて走るか、序盤を抑えて、ラスト4kmでスパートをかけるか迷ったのですが、土曜日に山田さんに言われたこともありますので、とにかく集団について行けるだけついて行こうと、腹に決めました。

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そして9時50分、いよいよ男子B(30~44歳代)2グループがスタート。

クリートも一発ではまり、乗鞍の時のように、ガンガン右側を抜いていけばなんとか前方に行けるのではないか…と思いましたが、やはり九州はヒルクライムの選手層が厚いため、そうやすやすとは前に行かせてもらえませんでした。

序盤から250W~370W付近を使いながら、集団についていくのがやっとです。

スタート直後の登りに入ったすぐの場所で、道幅が狭くなるため、抜くのもなかなか難しくなります。

やはり最初に前方に位置取りするか、優勝した白石選手のようにネットタイムを利用して、スタートを1分遅らせる方法もアリだと思いました。

 

序盤は平均256Wぐらいで登っていたのですが、CP1の4.7km地点に到達する前に、気持ちが弱り始めました。

6月のMt富士ヒルクライムで初めて体感したのですが、走っている時に、力が出なくなる現象が起こるのです。

いわゆる気持ちが折れかけている状態で、普段はまっすぐ上を見て登っているのに、この現象が起きると、気持ちが沈んでいまい、下を向いて走ってしまいます。

あと少しで4.7km地点というところで、直前の激坂を、ぬるいダンシングで乗り切ろうと試みます。

と、そのとき、

「そうだ!そのままダンシングでこの坂の上まで登れ!行け!行けっ!そのあとは下りだー!」

と、沿道から激励の声が聞こえます。

身の知らずの私のために、坂をのぼり切るまで、ずっと声がけして下さいました。

ありがとうございますm(_ _"m)ペコリ

 

応援で少し気持ちも持ち直したところで、下り坂区間1.9kmを全力で休み、この後再び平均5%勾配の区間が始まります。

短いとはいえ下りで心肺が回復したおかげで、再び登る気力が出てきました。

しかし、この後始まる9%平均のゴール前4kmを考えると、ここでどういう走りをするか、少し迷いましたが、出せるだけ出して走るしか方法がありません。

勾配が緩いところはシッティングで、きついと感じた場所はダンシングを織り交ぜ、平均5%勾配区間を抜けて行きます。

 

なんとか走り続けているうちに、距離も11.4km地点を過ぎ、ラスト4km平均9%勾配の激坂区間に突入です!

ここにくると、水はけを考慮されているのか、路面のアスファルトも荒いものになり、振動でじりじりと体力を削られていきます。

途中、何か枝か小石のようなものをグリッと後輪で踏んだ感触があり、その後リアタイヤが重くなったような気がしたので、まさかパンク…?と、一度降りてリアをつまんで確認してみると、大丈夫そうな感じで、パンクではありませんでした。

おそらく、アスファルト路面が荒かったため、抵抗に感じたのをパンクと勘違いしたのだと思います。

何事も無かった事を確認して走り出した後は、不思議と頭の中は余計な事を考えなくなり、とにかく登ることだけに集中できるようになりました。

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英彦山公式ページよりラスト1km地点(撮影:nomsan様ありがとうございます<(_ _)>)

足は残っていたので、激坂で足を回し続けますが、激坂が終わると少し緩んでまた激坂といった感じで、いつ終わるかわからないインターバル的なつづら折れを、右に左に走り続けます。

残り300mぐらいになると、上のほうからゴール前の応援が聞こえ始めました。

ということは、あと少しでゴールのはず…なのですが、連続したつづら折れが続き、山深い場所で木々により見通しが悪いため、なかなかゴールが見えてきません。

ゴール前の人が集まる右コーナーを抜け、左に曲がってさらに右に曲がったところで、やっとゴールラインが目前に見えてきました。

ゴール計測の緑のラインめがけ、最後のスプリントでゴールです!

 

公式記録は、

54分23秒65(年代別105/188位56%の位置 総合199/428位46%の位置)

サイコンのデーターは、

54分28秒 15.42km 226/408W(3.37W/kg) 175/186拍 76rpm 17.0km/h 

2割増しどころか、いつもの90%の力しか出すことができず、目標の49分には、ほど遠い結果となってしまい、惨憺たるものでした(;つД`) 

反省点としては、あまり最初にあれこれデーターを取りすぎ、作戦を立てすぎたのが、良くなかったのかもしれません。

純粋に初レースを楽しむ気持ちを持って、臨むべきでした。

今回は残念な結果に終わりましたが、さすがは九州・山口のクライマーのレベルの高さを見せつけられた大会でした。

来年はまた参加して、リベンジします!

 

英彦山のもう一つの楽しみとして、この日の町内のお祭りも一緒に開催されます。

会場の体育館前には、地元のグルメフェアや屋台などが出店され、町内の方も一緒にイベントを楽しまれていました。

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大会参加者には、500円のお食事券と、お茶1本無料券が渡されます。

私は大人気のカルビー丼(500円)を、お食事券500円分と交換しました。

もう鉄板で焼いたカルビ肉がうまいのなんの(´;ω;`)

紅ショウガやゆず胡椒もアクセントになり、とても美味しいカルビー丼でした(*´∇`*)

そのほかにも、とんこつラーメンや、香りカレーなど、自転車乗りが大好きなメニューが並び、行列ができて賑わっていました(^▽^)/

 

この後、13時半から表彰式が行われるのですが、また翌日のツールド南さつまの準備もありますので、1時間早めに撤収することにしました。

大会運営の皆様、参加者の皆様、添田町の皆様、素晴らしい大会をありがとうございましたm(_ _"m)ペコリ

また来年も挑戦しますので、宜しくお願いします(o^∇^o)ノ