のりりん鹿児島

基本的に自転車トレーニングと覚え書きです(^-^;

4iiii Precision 2.0 3D Power MeterとPower Tap PRO+の実走比較・朝練ペース走L3-L4

■4iiii Precision 2.0 3D Power MeterとPower Tap PRO+の実走比較

BMC ALR01は、いろいろな要素を試す実験機みたいな位置づけで、他のバイクとは大きく違うポジションにしてあったり、クランクも短めの165mm52/36Tをつけていたりと、わざと自分の中のセオリーを外したものをつけていたりします。

その割には自分が持ってるバイクの中で、最もポジションがしっかり出ているのですが(;・∀・)

パワータップホイールがあれば、スマートローラー用途だけではなく、問題なく実走メニュー練にも使えるのですが、せっかくなので他のホイールとのマッチングを探ってみたい、という気持ちもありましたので、最近安くなっている4iiiiの片足計測パワーメーターを買ってみました。

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4iiii Precision 2.0 3D Power Meter FC-5800の165mmです。

FC-6800も1000円ぐらいしか違わないのですが、右が105で左がアルテグラなのもちょっとなぁという気持ちもあり、あえての105です(^^;;
だいたいPBKのセール時で28000円ぐらいでしょうか、6800アルテグラが29000円ぐらいですね。

アフィではないので、興味ある方は下リンクで。

www.probikekit.jp

170mmならば、パイオニアペダリングモニターがないタイプの片側パワーメーターがあったと思うので(うろ覚え)、2万円ぐらい高かったと思いますが、そちらのほうが良いかなぁという気がします。

165mmは潰しがきかないので、ペダリングモニター片側や、ステージスまでは手が出ませんでした(;´∀`)

それにしても、この価格でクランク型のパワーメーターが手に入るというのは、すごい時代になったものです、価格破壊ですねー。

 

バイクへの取付は左のクランクを外して、交換するだけの簡単装着。

で、iOSAndroidの4iiiiアプリに製品をbluetooth経由で登録すると、新ファームがあるということでアップデート。

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4iiiiは、2年ぐらい前にANT+→Bluetoothに飛ばす変換機能付き心拍センサーを購入していて、それなりに製品が安定しているという経験則がありましたし、アプリの出来も良かったので、その辺りも海外通販で安心して購入できた動機の一つでした。

通信方式はANT+なので、ガーミンもLEOMOもすぐペアリングできました。

そこで気になるのが、パワーメーター間の誤差なんですが、昔、クランク型パワーメーター黎明期の頃、パワータップホイールを一緒のバイクにつけて、2つのサイコンでログを同時に取るという比較がよくなされていました。

2010年に購入して、一度もメーカー校正していないパワータップPRO+がどこまで精度が出てるのかどーかは不明ですが(笑)試しにやってみたくなりましたので、朝練ついでにログとってみました。

パワータップはForeAthlete735XTJで、4iiiiiはEdge1000Jでログを取ってみました。

PT:41.47km 1時間27分50秒 133/158bpm 83/170rpm 176/574w NP201w 929kJ

4iiii:41.28km 1時間25分 134/158bpm 81/130rpm 181/533w NP203w 924kJ

4iiiiは温度変化の自動校正?みたいなものがないらしく、ライド毎の校正が薦められていますので、10分ほどアップした後に止まって校正したのですが、その時に735XTJを止めてなかったので、2分50秒ほどPTのほうが経過時間が長くなっています(^^;;

これを見た感じ、最高ワットで大きく差が出ているものの、平均ワットやNPはそれほど大きな差は出てないので、安いけど十分使える製品なんじゃないかなーというのが、一回目の実験で得られた感想です。

しばらくパワータップホイールを変える予定はないので、ALR01で練習するときは735XTJを装備して、比較ログをとってみたいと思います。

まあ、こんな適当な比較をやっても、それほど正確な比較データが取れるわけではありませんので、「ああ、それほど差は出ないんだな」ぐらいに思って頂ければと思います(^^;;

あ、セトさん、パワーメーター貯金ですぐに買えますよ、コレ(笑)

外見上で心配だなという点は、電池交換の蓋が、本体から飛び出てる爪をグリッと回して電池を外す仕様なんですが、この爪がクランクと並行になっているので、何かの拍子にクリートが引っかかって、外れてしまうんじゃないかなーという気がします。

とりあえず簡単に対策として、3Mのマスキングテープを蓋にベタッと貼っておきました(;・∀・)

そんなこんなで、ただいまセール中の4iiiiのパワーメーターを購入する際の、一つの判断材料として、見て頂ければと思います。

■朝練ペース走L3-L4

やっと練習内容に行き着きましたが、かなりパワーメーターに時間とられたので、こちらは簡潔に。

いつものルーティンを行い、ALR01+のむラボホイール1号パワータップその他は上に書いた通りで出撃。

アップはかなり調子が良く、精神的にツラいという感覚は全く無くなり、力が湧いてくる感覚のほうが強いです。

あ、これはもしかして、アニメの主人公が挫折から復活したときのアレ(ry

もしかすると、燃え尽きの落ち込みは、例の成長前の落ち込みだったのかも、と、ポジティブに考えるようにしました(笑)

今日のメニューは私が最も苦手とする、L4ペース走なので、中間で意識を失ってパワーを落とさないように注意しつつ、1本目へ。

パワーメーターが片足クランク型に替わったせいか、ガーミンのパワー表示がめちゃ暴れるような気がする…これはパワーメーターから出力されるデータの間隔が広めなんだろうか?という根拠のない疑問が湧いてくるものの、それなりに連続した回転を心がければパワーが安定するので、やっぱり乗り方なんかなーと思い直すものの、パワーは下限値〜目標値をうろうろする感じで、上限値維持に届かない感じ。

しかし苦手なペース走ながら、指定時間があっという間に過ぎるぐらいに集中できていたことは、1本目のよい傾向でした。

5分のレストを挟んで、2本目のL4ペーシング。

5分のレストの間に、下限値を維持できればいいやという考え方が良くない、上限値〜上限値ちょい超えを維持するように意識しよう、走りに集中すれば今のFTPなら可能なはず!と思い直し、2本目に入りました。

最初はスムーズにL4-L5超えのパワーが出て、上限値付近でうまく安定させることができ、以前はL4でペース走なんてキツくて無理だーと思っていたのですが、今は心肺も苦しくなく、出力的にも余裕をもって対応できており、時折考え事をして数秒気が抜けることがあったものの、全体的に基準値〜上限値の間で維持でき、2本目は自分的にも合格点でした。

朝練L4p:41.28km 1時間25分 81/130rpm 134/158bpm 181/533w NP203w IF0.726 TSS74.4 924kJ 21.3℃

基準値比TSS-24IF-0.11と未達成に終わりましたが、8割ぐらいの達成率をこれだけ楽にこなせたということで、次回は今日の2本目のような意識をもってすれば、基準値により近い達成度になるのではないかと思います。
そんなこんなで、今日はこのへんでー( ´ ▽ ` )ノ