【武井壮が語るスポーツが上手になるコツが説得力ありすぎ!】を簡単に文章でまとめてみました。
自分での理解を深めることにもなるかと思いましたので、動画を見ながら書き起こしてみました。
文章は私なりに、加筆修正しています。
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それぞれのスポーツをたくさん練習する前に、やっておくべき事がある。
それは当然のことだが、自分の身体を動かす技術を上げておかなければならない。
頭で思っている動作と、実際にやっている動作がずれていると、うまくいかない。
よくあるスランプの原因は、ほとんどそれである。
頭で考えていることと、実際にやっていることがずれている状態で反復練習をするので、反復練習があまり身にならないのだ。
その結果、悪いほうに固まり、練習を続けることで結果は少しずつ良くなってはいくが、それは結果的に”ずれた動作を良くしたもの”となる。
一つのスポーツは伸びていくが、別なスポーツをやると素人同然になる人は、自分を動かす技術が変わっていないのだ。
スポーツする時には、自分の身体の見えていない部分を動かすことになる。
自分の考えている動きと、見えていない部分の身体の動きがずれた状態でスポーツを行っても、ずれたままでの動作となる。
それは結果が良くても、自分が思っている通りの動きではない。
なので、ひとつのスポーツがうまくなっても、また違うスポーツをやるときには、より多く練習をしなければならなくなる。
そうなると、練習する時間が際限なく増えてしまう。
練習する時間を減らすためには、そのスポーツ特有の技術練習をする前に、自分の身体を思ったように動かすことができるようにしておく事が、いちばん大事である。
頭で思っている動作と、実際の動作がずれた状態でスポーツを習得するのと、動作の基準があり、そこを考えてスポーツを習得するのでは、伸びる速度が全く変わってくる。
「上手い選手は、普段からああやってやるんだ!」を、すぐ真似られるようにしておく。
そうすればできるようになるまでに時間はかからない。
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関連参考リンク【小笠原崇裕のOGA-STYLE:最初に】