のりりん鹿児島

基本的に自転車トレーニングと覚え書きです(^-^;

朝ローラー回復走+書籍【科学的ヒルクライムトレーニング】

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今朝は朝ローラーメディオを行う予定だったのですが、水曜日の筋トレの影響が残っていたので、目標出力が維持できず、回復走60分に切り替えました。

 

筋トレのダメージの感覚ですが、少し表現しにくいのですが、全体的な筋肉痛というよりは、ピンポイントで筋肉痛を感じます。

一つ例を挙げますと、足であれば、太もも全体が筋肉痛で痛いと感じるのが通常ですが、この筋トレの場合、股関節部分と大腿四頭筋の部分のみに筋肉痛を感じるようです。

 

全体的に疲労感もありますが、倦怠感ではなく、マッサージ後などに感じる、疲労物質が流れ出しているような感覚です。

体が適応するまで、しばらくは様子を見ながらトレーニングしていきたいと考えています。

 

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エイムックから発売されました、”パパライダーのための科学的ヒルクライムトレーニング”がAmazonから届きましたので、一通り読んでみました。

 

この本は、バイシクルクラブの1年分の記事を再編したものになります。

内容をざっくり紹介しますと、乗鞍1時間切りという明確な目標をかかげ、パワートレーニングをベースに、練習時間に制限があるパパライダーを、3ヶ月のトレーニングで、ピークに持って行くという内容になっています。

 

Amazonの低評価レビューはパワートレーニングがよくわかっていない方が書いていますが、ヒルクライム専門のパワートレーニング書籍としては、かなりの良書です。

特にLT強度と、OBLA強度でのトレーニング方法によって、わずか2ヶ月でLT値を215W→264Wに高めている点が、そのトレーニング内容を裏付けていると思います。

もちろん乗鞍も1時間切りを達成、58分56秒のタイムで、結果を出しています。

 

また、先日紹介したスポーツ遺伝子別のトレーニング方法や、トレーニングの管理方法、乗鞍成績上位者のインタビューなどもあり、1時間程度で読めるページ数ではありますが、非常に密度の濃い本の内容になっています。

 

特に、パワートレーニングを始めたばかりで、情報を求めて試行錯誤している方は、一度読まれてみることをお勧めします。

 

私がパワータップを買った一年前は、パワートレーニングの情報といえば、

英語版の”Training and Racing With a Power Meter”と、ファンライドで連載されていたBluewych柿木克之さん)のレース別パワートレーニング紹介、そして少数のブログ等での個人トレーニングの情報しかありませんでした。

 

しかし、この1年で、じてトレのサイトができ、Training and Racing With a Power Meter”の日本語訳版”パワートレーニングバイブル”が発売され、パワータップはG3にモデルチェンジして、パワー計測機器の価格も少し下がり、このような本も一般的に発売されるようになりました。

 

トレーニングの情報も十分にありますし、パワートレーニングを始めるには、最適な時期なのではないかと思います。

 

今日から、海外出張に出るため、しばらくトレーニングはお休みになりますが、あまり食べ過ぎないようにしたいと思います(^◇^;)